日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに反発した。終値は前週末比18円95銭高い3793円63銭だった。
大型株が中心の日経平均株価の大幅上昇を好感し、押し目買いが優勢だった。
今期業績の見通しを上方修正した高度紙やセリア、Tホライゾンなど好業績銘柄に資金が向かった。米国の個人投資家による投機的売買を背景にした米国株安の反動もあり、買いが入りやすかった。
売買代金と出来高がともに前週末の水準を下回った。「前週末の日経平均の大幅続落の直後で、投資家の間に慎重な雰囲気が残っている」という。
ジャスダック市場の売買代金は概算で655億円、売買高は1億3135万株だった。
値上がり銘柄数は394、値下がり銘柄数は230となった。
個別では、国際チャート、シンバイオ製薬、テクノホライゾン、ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング、平賀がストップ高。香陵住販、アンドール、NITTOKU、ジオマテック、キムラなど7銘柄は昨年来高値を更新。ニッポン高度紙工業、アルファクス・フード・システム、ロングライフホールディング、不二ラテックス、マリオンが買われた。
一方、グローバルインフォメーション、Speee、ジオコード、銀座山形屋が昨年来安値を更新。グローム・ホールディングス、ジーダット、ムラキ、日本一ソフトウェア、日邦産業が売られた。
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