日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前日比13円87銭安い3661円25銭となった。新型コロナウイルスワクチンの普及による経済活動の正常化期待が続くなか、景気敏感株や割安株に資金を移す流れがあり、IT(情報技術)系企業の多い新興市場の重荷となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で398億円、売買高は7666万株だった。
値上がり銘柄数は211、値下がり銘柄数は372となった。
個別では、タウンニュース社、MITホールディングス、ジオコードが年初来安値を更新。アースインフィニティ、アルファクス・フード・システム、リバーエレテック、オリコン、エヌエフホールディングスが売られた。
一方、田中化学研究所、ヒーハイストがストップ高。不二硝子は一時ストップ高と値を飛ばした。協和日成、テクノクオーツ、小田原エンジニアリング、ハマイ、フェローテックホールディングスなど8銘柄は年初来高値を更新。菊水電子工業、テラ、SYSホールディングス、ニチダイ、ムトー精工が買われた。
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