マザーズ指数は続落、手じまい売り

東証マザーズ指数は続落した。終値は前日比11.71ポイント(0.91%)安い1221.77だった。休日を前に信用取引を利用して買い建てていた投資家が手じまい売りを出したとみられる。ワクチン普及による経済の正常化期待から、景気敏感株に資金を移す流れが続き、IT(情報技術)関連銘柄が多いマザーズ指数の重荷となった。
目立った悪材料はなく、個人の注文とみられる小口売りが多かった。
市場関係者は「週明け資金が市場に戻ってくる」と話し、マザーズ指数の下落を冷静に受け止めていた。
値上がり銘柄数は100、値下がり銘柄数は219となった。
 
個別では、バリュエンスホールディングスがストップ安。ファンデリー、アララ、フィーチャ、Amazia、サイバー・バズは年初来安値を更新。ニューラルポケット、メディカルネット、インターファクトリー、松屋アールアンドディ、オークファンが売られた。
 
一方、アドウェイズ、アクリート、ドラフト、エヌ・ピー・シーが年初来高値を更新。大泉製作所、MRT、テックポイント・インク、フィット、Rettyが買われた。

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