7日の日経平均株価は反発後、堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは2万6600円-2万6900円。
前週末4日の日経平均株価は、下げ渋る動きをみせていたことや、4日のNYダウ工業株30種平均は4日続伸し、248ドル高の3万0218ドルと再び3万ドルの大台に乗せ、最高値を記録。ナスダック総合株価指数、S&P500種株価指数もそろって過去最高値を更新した。米株高を支援材料に、投資家が日本株に対しても運用リスクを取る姿勢を強めそうだ。
ただ、手がかり材料に乏しいことから、上値追いの動きは限定的となりそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=104円前後(前週末4日終値は103円89-90銭)とやや円安に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=126円台の前半(同126円26-30銭)と小動き。対ドルで円高の動きが一服した動きを受け、輸出関連銘柄に見直しの動きが進みそうだ。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同4日の大阪取引所終値比80円高の2万6860円だった。
【好材料銘柄】
■日本駐車場開発 <2353>
8-10月期(1Q)経常は32%増益で着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.21%にあたる400万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施する。
■エイチーム <3662>
8-10月期(1Q)経常は2.7倍増益で着地。
■ナトコ <4627>
前期経常を40%上方修正。
■フェニックスバイオ <6190>
国立成育医療研究センターと「OTC遺伝子欠損ヒト肝細胞キメラマウス」の利用許諾契約を締結。
■コーセル <6905>
上期経常を81%上方修正。
■アイ・オー・データ機器 <6916>
発行済み株式数(自社株を除く)の3.02%にあたる40万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は12月9日から21年3月31日まで。
■凸版印刷 <7911>
今期最終を2.3倍上方修正。また、発行済み株式数(自社株を除く)の4.62%にあたる1600万株(金額で200億円)を上限に自社株買いを実施する。
■メンバーズ <2130>
デジタルマーケティングプランナー専門の派遣事業を行う社内カンパニーを設立。
■サイネックス <2376>
川越市とふるさと納税業務委託に関する契約を締結。
【主な経済指標・スケジュール】
7(月)
【国内】
10月景気動向指数(14:00)
《決算発表》
積水ハウス、萩原工業、学情、インスペック
【海外】
中国11月貿易収支
米10月消費者信用残高(12/8 5:00)
《米決算発表》
トール・ブラザーズ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
