「大接近」

 
「大接近」
 
週末のNY株式市場で主要3指数は揃って反発し過去最高値を更新した。
ダウ輸送株指数やラッセル2000指数も終値ベースの過去最高値を更新。
雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比24万5000人増と前月の61万人増から伸びが大幅に鈍化。
市場予想の46万9000人を下回った。
雇用者の伸びは5カ月連続で減速し5月以降で最小。
ただ失業率は6.7%と前月の6.9%から改善。
「冴えない雇用統計を背景に政府の追加支援策への期待が高まった。
バッドニュースはグッドニュース」という市場特有の打って返し的解釈だ。
10年債利回りは一時0.986%と3月以来の水準に上昇した場面もあった。
これを受けて金融セクターが上昇。
原油高でエネルギーセクターも堅調推移。
10年国債利回りは0.972%。
2年国債利回りは0.152%。
ドル円は104円台前半。
SKEW指数は133.08。
12日連続の130ポイント超。
恐怖と欲望指数は85ポイント→89ポイント。
 
週末のNYダウは248ドル高の30218ドルと高値引けで4日続伸。
NASDAQは87ポイント高の12464ポイントと高値引けで続伸。
S&P500は32ポイント高の3699ポイント。
ダウ輸送株指数は155ポイント高の12742ポイントと4日続伸。
SOX指数は2.83%高の2793ポイントと反発。
VIX指数は20.69と低下。
3市場の売買高は114億株(前日115億株。過去20日平均は118億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比80円高の26860円。
ドル建ては大証日中比75円高の26855円。
わずか5円ながら円建ての方が上回った。
ドル円は104.15円。
10年国債利回りは0.972%。
2年国債利回りは0.152%。
 
週間ベースでNYダウは1.0%高、2週続伸(累計3.3%上昇)、
NASDAQは2.1%高、3週続伸(同5.4%上昇)。
S&P500は1.7%高 2週続伸(同4.0%上昇)。
 
週末の日経平均は寄り付き112円安。
終値58円安の26751円と4日ぶりの反落。
日足は2日連続陽線。
週間では106円高。
週間べースでは今年初の5週続伸(昨年11月以来)。
「昨年も5週連続高は2回だけ」という指摘がある。
その先は2018年5月の8週連続高。
2017年12月の9週連続高。
TOPIXは4日続伸。
東証マザーズ指数は続落。
日経ジャスダック平均は反発。
「週末安のリズムが戻った」という声もある。
「11月の最終売買日を含む週は前週末比上昇するアノマリー」で今年も上昇。
2000年以降過去211回で20勝1敗(1敗は15年のみ。
東証1部の売買代金は2兆3367億円(前日2兆5458億円)。
26日連続の2兆円超え。
値上がり969銘柄(前日1266銘柄)。
値下がり1116銘柄(前日834銘柄)。
新高値81銘柄(前日77銘柄)。
新安値10銘柄(前日6銘柄)。
騰落レシオは115.35(前日112.31)。
NTレシオは15.06倍(前日15.10倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
右肩上がりの25日線(25430円)からは△5.19%。
22日連続で上回った。
右肩上がりの75日線は24030円。
右肩上がりの200日線(22227円)からは△20.35%(前日△20.70%)。
4日連続△20%超。
右肩上がりの5日線(26716円)から△0.13%。
9日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.654%(前日▲18.711%)。
買い方▲6.397%(前日▲6.220%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲16.017%(前日▲16.162%)。
買い方▲16.825%(前日▲16.099%)。
空売り比率は38.4%(2日連続の40%割れ:前日37.5%)。
空売り規制なしの比率は5.4%(前日8.2%)。
日経VIは19.97と低下。
日経平均採用銘柄の予想PERは24.87倍(前日24.84倍)。
前期基準では19.79倍。
EPSは1075円(前日1079円)。
225のPBRは1.18倍。
BPSは22670円(前日22719円)。
225先物採用銘柄の益回りは4.02%(前日4.08%)。
配当利回りは1.72%。
東証1部全銘柄だと予想PERは27.42倍。
前期基準では21.53倍。
東証1部全銘柄のPBRは1.30倍。
ドル建て日経平均は257.40(前日256.60)。
東証1部単純平均株価は3円安の2331円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
東証1部売買単価は2036円(前日2063円)
東証1部時価総額は674兆円(前日674兆円)。
木曜のシカゴ225先物終値は大証日中比80円高の26860円。
高値26875円、安値26650円。
225先物大証夜間取引終値は日中比40円高の26820円。
気学では「変化注意日」。
火曜は「人気の反対に動く日。逆張り方針良し」。
水曜は「目先のポイントをつくる注意日」。
木曜は「吹き値売りの日」。
金曜は「前日の足取りに反して動くこと多し」。
ボリンジャーのプラス1σが26608円。
プラス2σが27786円。
一目均衡の雲の上限が23404円。
23日連続で雲の上。
勝手雲の上限は25695円。
23日連続で勝手雲の上。
RSIが73.72(前日71.80)。
RCIが94.78(前日94.78)。
 
《今日のポイント12月7日》
 
(1)NY株式市場で主要3指数は揃って反発し過去最高値を更新。
   「冴えない雇用統計を背景に政府の追加支援策への期待が高まった。
   バッドニュースはグッドニュース」という市場特有の打って返し的解釈。
   10年債利回りは一時0.986%と3月以来の水準に上昇。
   ドル円は104円台前半。
   SKEW指数は133.08。
   12日連続の130ポイント超。
   恐怖と欲望指数は85ポイント→89ポイント。
 
(2)ダウ輸送株指数は155ポイント高の12742ポイントと4日続伸。
   SOX指数は2.83%高の2793ポイントと反発。
   VIX指数は20.69と低下。
   3市場の売買高は114億株(前日115億株。過去20日平均は118億株)。
   225先物CME円建ては大証比日中比80円高の26860円。
 
(3)東証1部の売買代金は2兆3367億円(前日2兆5458億円)。
   26日連続の2兆円超え。
   新高値81銘柄(前日77銘柄)。
   新安値10銘柄(前日6銘柄)。
   騰落レシオは115.35(前日112.31)。
   NTレシオは15.06倍(前日15.10倍)。
   サイコロは7勝5敗で58.33%。
 
(4)右肩上がりの25日線(25430円)からは△5.19%。
   22日連続で上回った。
   右肩上がりの200日線(22227円)からは△20.35%(前日△20.70%)。
   4日連続△20%超。
   右肩上がりの5日線(26716円)から△0.13%。
   9日連続で上回った。
 
(5)空売り比率は38.4%(2日連続の40%割れ:前日37.5%)。
   日経VIは19.97と低下。
 
(6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.654%(前日▲18.711%)。
   買い方▲6.397%(前日▲6.220%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲16.017%(前日▲16.162%)。
   買い方▲16.825%(前日▲16.099%)。
 
(7)ドル建て日経平均は257.40(前日256.60)。
   東証1部時価総額は674兆円(前日674兆円)。
 
(8)ボリンジャーのプラス1σが26608円。
   プラス2σが27786円。
   RSIが73.72(前日71.80)。
   RCIが94.78(前日94.78)。
 
 
今年の曜日別勝敗(12月4日まで)

月曜24勝20敗
火曜25勝18敗
水曜24勝23敗
木曜19勝26敗
金曜22勝25敗
 
週間ベースで日経平均株価は0.4%高、5週続伸(累計16.4%上昇)。
TOPIXは0.6%%安、5週ぶり反落。
東証マザーズ指数は0.9%高、2週続伸(同2.0%上昇)。
日経ジャスダック平均は0.5%高、3週続伸(同2.3%上昇)、
東証2部指数は3.5%高、5週続伸(同10.5%上昇)。
東証REIT指数は0.2%高、2週続伸(同1.2%上昇)。
 
12月21日に木製と土星が大接近するという。
前回は397年前。
しかしこの時はあまり見えなかったという。
夜空でこれほど近くに並んで見えるのは1226年3月4日の夜明け前以来だという。
次回は60年後の2080年3月15日。
その次は2400年だという。
西暦紀元0年から3000年の間に、今回のような大接近が起きるのは7回のみ。
そのうちの2回は太陽に近すぎて望遠鏡がなければ観測できない。
そういう意味では長い時間軸の一端でもあろうか。
 
例年なら話題になるインフルエンザの流行期。
今年はコロナの陰に隠れているのかと思ったら実際に患者数が少ないという。
11月16~22日の1週間で全国の患者は46人。
昨年同時期(約1万5000人)の0.3%だ。
8月31日以降11月22日までで217人。
昨年の同時期は約7万人。
毎年約1000万人がかかり、約1万人が亡くなくなっているインフルエンザとは姿が違うようである。
因みに新型コロナは先週まで累計感染者数が16万人。
死亡者数は2500人。
 
「はやぶさ」で思い起こされるのはセック(3741)。
そものHPには「人生に残る一瞬がある。人生を変えた一瞬がある」のコピー。
「小惑星探査機「はやぶさ」の開発時は、ほとんど、誰もその名を知らなかった。
しかし、宇宙から戻った「はやぶさ」は、誰もが知る存在になっていました」。
これは結構刻まれる。
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
アドソル日進(3837)・・・動兆
 
アドソル日進に注目する。
同社は大企業向け大規模システムの開発が中核。
システム変更需要多いガスや電力分野が好調。
医療分野が拡大基調。
セキュリティ対策関連に期待感。

(兜町カタリスト櫻井)

 

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