マザーズ指数は3日続落、時価総額の大きい銘柄が売られる

 
東証マザーズ指数は続落した。前引けは前週末比39.43ポイント安い1182.34だった。
業務のデジタル化関連、電子商取引(EC)関連や、IT(情報技術)関連など時価総額の大きい銘柄がそろって下落した。
AIinsideやフリー、BASEやメルカリ、マネフォが下落した。一方で、T&Sやホットリンクは上昇した。
市場では「来週から新規株式公開(IPO)が本格化するため、資金確保のための換金売りが出ている」(国内証券の投資情報担当者)との指摘があった。東証1部の主要銘柄の下落が目立ち、投資家の積極姿勢が後退した面もある。
値上がり銘柄数は46、値下がり銘柄数は278となった。
 
個別では、ファンデリー、ヘッドウォータース、アララ、フィーチャ、サイバー・バズなど6銘柄が年初来安値を更新。ドラフト、大泉製作所、日本情報クリエイト、松屋アールアンドディ、エヌ・ピー・シーが売られた。
 
一方、クリーマ、アクリートが年初来高値を更新。ティアンドエス、ジェイック、エクスモーション、テックポイント・インク、MRTが買われた。

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