東証マザーズ指数は続落した。終値は前週末比51.21ポイント安い1170.56だった。
寄り付き後は、フリーやサイバーダインなど一部の銘柄が上昇して寄り付きした以外は、時価総額上位の銘柄が軒並み安となり指数を押し下げた。電子商取引(EC)関連銘柄のメルカリやBASEが売られたほか、デジタル化による業績期待の高いすららネットやITbookも下げた。
市場では「来週から相次ぐ新規株式公開(IPO)を前に換金売りが出ている。また高値警戒感も依然強く、調整局面が続いている」との声があった。
フリーやマネフォ、ユーザベースが下落。ALBERTやT&S、JMDCが上昇した。
値上がり銘柄数は40、値下がり銘柄数は287となった。
個別では、エヌ・ピー・シーがストップ安。ファンデリー、ヘッドウォータース、アララ、フィーチャ、Amaziaなど8銘柄は年初来安値を更新。ドラフト、メディカルネット、トヨクモ、オークファン、日本情報クリエイトが売られた。
一方、メディアシークがストップ高。クリーマ、アクリートは年初来高値を更新。ジェイック、ホットリンク、ティアンドエス、バンク・オブ・イノベーション、エクスモーションが買われた。
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