日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前週末比29円95銭安い3650円34銭だった。
時価総額上位のユニバーサルエンターテインメントや東映アニメーションが上昇して寄り付きしたことから、ジャスダック平均は続伸でスタートした。しかし、寄り付き後は、堅調に推移していた時価総額上位の銘柄が下落に転じたことでジャスダック平均も値を消す展開となり、終日軟調な推移となった。
個人投資家を中心にした換金売りが優勢となった。不二精機やハーモニック、フェローテクが下落した。半面、ワークマンやアスコット、田中化研は上昇した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で811億円、売買高は1億2961万株だった。値上がり銘柄数は196、値下がり銘柄数は424となった。
個別では、トミタ電機がストップ安。IMV、旭化学工業は一時ストップ安と急落した。燦キャピタルマネージメント、タウンニュース社、MITホールディングス、Speee、ジオコードは年初来安値を更新。アルファクス・フード・システム、不二硝子、オービス、不二精機、テラが売られた。
一方、ハマイがストップ高。協和日成、アクセスグループ・ホールディングス、UEXは一時ストップ高と値を飛ばした。常磐開発、アスコット、山王、ニッポン高度紙工業、田中化学研究所など16銘柄は年初来高値を更新。NFKホールディングス、ナトコ、五洋インテックス、岡本硝子、ニレコが買われた。
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