9日の日経平均株価は反発後、堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万6400円-2万6600円。
NYダウ平均は104ドル高の30173ドルで取引を終えた。3指数とも下落して始まったが、ワクチン期待の高まりを背景に、そろってプラス圏に浮上して上げ幅を拡大。S&P500とナスダックが最高値を更新した。
日経平均株価は、きのう8日まで3日続落していた反動や、現地8日の米国株式が上昇したことから、買い先行のスタートとなりそう。ただ、手掛かり材料難のなか、11日のSQ(特別清算指数)値算出を控え、「SQ週の水曜日は荒れやすい」とのアノマリーもあり、注意したい。
為替相場は、ドル・円が1ドル=104円台の前半(8日終値は104円07-09銭)、ユーロ・円が1ユーロ=126円台の前半(同126円06-10銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、8日の大阪取引所終値比80円高の2万6570円だった。
【好材料銘柄】
■第一カッター興業 <1716>
12月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。今期配当を実質増額修正。
■コーセーアールイー <3246>
2-10月期(3Q累計)経常が3.1倍増益で着地・8-10月期は黒字浮上。
■三光合成 <7888>
今期配当を2円増額修正。
■MRT <6034>
全国の医療人材および医療機関のネットワークにつながるアプリ「Door.」を提供開始。
■インフォマート <2492>
「BtoBプラットフォーム 請求書」の利用企業数が50万社を突破。
■ディア・ライフ <3245>
東京都墨田区吾妻橋にマンション開発用地を取得。22年9月期に売上計上する見込み。
■アレンザホールディングス <3546>
11月既存店売上高は前年同月比7.1%増と2ヵ月連続で前年実績を上回った。
【主な経済指標・スケジュール】
9(水)
【国内】
11月マネーストック(8:50)
10月機械受注(8:50)
11月工作機械受注(15:00)
《決算発表》
ステムリム、丹青社、泉州電、ACCESS、楽天地、アセンテック、サトウ食品、シルバーライフ、Bガレージ、Eインフィニティ、B&P、ハウテレビ
【海外】
中国11月消費者物価指数(10:30)
中国11月生産者物価指数(10:30)
《米決算発表》
アドビシステムズ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
