日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比7円10銭高い3681円41銭となった。英国の新型コロナウイルスワクチン接種開始で経済活動の正常化が進むとの見方から投資家心理が改善した。10月の機械受注統計が予想を上回る好内容だったこともあって、東洋合成やハーモニックなどの新興市場の景気敏感株の一角に買いが入った。
不二精機やIMV、田中化研が上昇した。半面、ワークマンやウエストHD、ヒーハイストは下落した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で403億円、売買高は8632万株。
値上がり銘柄数は278、値下がり銘柄数は285となった。
個別では、極東産機、放電精密加工研究所がストップ高。ジョルダンは一時ストップ高と値を飛ばした。ジーダット、ニッポン高度紙工業、田中化学研究所、東洋合成工業、綜研化学など10銘柄は年初来高値を更新。不二精機、イメージ ワン、協立電機、大日光・エンジニアリング、八千代工業が買われた。
一方、燦キャピタルマネージメント、ソレキアが年初来安値を更新。ジオコード、ヒーハイスト、HAPiNS、MITホールディングス、山王が売られた。
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