軟調な展開か。

10日の日経平均株価は反落後、軟調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万6600円-2万6800円。
米国株は下落。NYダウ平均は105ドル安の30068ドルで取引を終えた。上昇して始まったものの、買いが続かず失速。3指数そろって下げに転じ、終盤にかけては下げ幅を広げた。
また、現地9日の米国株が反落したことも意識されそうで、利益確定売りに押される場面もありそう。
きのう9日の日経平均株価は大幅な反発となったが、株式非公開化に向けて新たな戦略を協議していると報じられたソフバンG 1銘柄で、同指数を85円強押し上げていただけに、その反動が警戒される。10日の東京市場でもグロース(成長)株が売られ、相場の重荷となる可能性が高いだろう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=104円台の前半(9日終値は104円22-23銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=125円台の後半(同126円40-44銭)と円高に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、9日の大阪取引所終値比170円安の2万6690円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■ベース <4481>
東証が16日付で市場1部に指定する。
 
■インティメート・マージャー <7072>
3rd Party Cookieを利用せずに、異なるドメイン間で3rd Party Dataを連携する共通IDソリューション「IM Universal Identifier」の提供、および各プラットフォームとの連携を開始。
 
■シルバーライフ <9262>
8-10月期(1Q)経常は51%増益で着地。
 
■アゼアス <3161>
上期経常が64%増益で着地・8-10月期も71%増益。
 
■アセンテック <3565>
2-10月期(3Q累計)経常が39%増益で着地・8-10月期も51%増益。
 
■ミライト・ホールディングス <1417>
11月受注高は前年同月比14.2%増の322億円。
 
■サトウ食品 <2923>
上期経常は黒字浮上で上振れ着地。
 
■日東紡績 <3110>
理化学研究所と富士通 <6702> が開発中のスーパーコンピュータ「富岳」のCPU搭載プリント配線板に同社のガラスクロスが採用。
 
■ビューティガレージ <3180>
上期経常が15%増益で着地・8-10月期も18%増益。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
10(木)
【国内】
11月企業物価指数(8:50)
10-12月期法人企業景気予測調査(8:50)
20年国債入札
《決算発表》
ラクスル、三井ハイテ、ドーム、鎌倉新書、アイモバイル、テンポスHD、サムコ、gumi、トーホー、トビラシステム、ベステラ、神島化
 
【海外】
ECB定例理事会(ラガルド総裁記者会見)
EU首脳会議(~12/11)
米11月消費者物価指数(22:30)
米11月財政収支(12/11 4:00)
《米決算発表》
コストコホールセール、ブロードコム
 
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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