日経ジャスダック平均は続伸、EV関連の銘柄を物色

日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前週末比24円54銭高い3721円32銭と、2月21日(3728円47銭)以来およそ10カ月ぶりの水準に回復した。
 
米国市場でダウが史上最高値付近まで上昇したことや、米国の追加経済対策案の協議で進展があると報じられたことから、投資家のリスクセンチメントが改善しジャスダック平均は続伸でスタートした。寄り付き後は、時価総額上位のワークマンやハーモニックが強含みしたことから徐々に上げ幅を拡大し、堅調に推移した。電気自動車(EV)関連の銘柄を物色する流れが続き、相場を押し上げた。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で715億円、売買高は1億4462万株だった。
値上がり銘柄数は391、値下がり銘柄数は218となった。
 
個別では、イボキン、極東産機、メディアリンクス、旭化学工業がストップ高。SEMITEC、エイケン工業、サンオータスは一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、ニッポン高度紙工業、田中化学研究所、菱友システムズ、アサカ理研など16銘柄は年初来高値を更新。テクノアルファ、フジプレアム、NFKホールディングス、ジオコード、不二精機が買われた。
 
一方、銀座山形屋、植松商会が年初来安値を更新。ケア21、大谷工業、ドーン、放電精密加工研究所、大日光・エンジニアリングが売られた。

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