米ドル円は一時104.100円まで上昇

[概況]

 
14日、欧米時間の外国為替市場において、米ドル円は一時104.100円まで上昇した。米国内の一部地域で米製薬大手ファイザーの新型コロナワクチンの接種が開始された。一方、米国の感染者や死亡者数は高水準で推移しており、ニューヨークのデブラシオ市長は全面的なロックダウンに備えるべきだと指摘している。
 
また、ロンドンでは警戒レベルが最も高い「ティア3」に指定すると発表された。ハンコック保健相は新型コロナウイルスの新しい変異種で感染が急増している可能性があると警告し、ロンドンとイングランド南部の一部地域で最も厳しい制限措置が適用されることなどが報じられている。これらの内容を受け、リスク回避的な動きで米ドル買いが先行したようだ。
テクニカル的には米ドル円は上方に位置する一目均衡表の雲下限(104.253円)付近がレジスタンスとなる可能性が考えられそうか。

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

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