15日の日経平均株価は反落。終値は前日比44円安の2万6687円だった。
米国や日本で新型コロナの感染拡大が続いていることが重荷となって売り先行の展開となった。国内でも「GoToトラベル」の全国一時停止が決まり経済の下押し要因として意識されるように。時間外取引で堅調だった米株先物が上げ幅を急速に縮め一時は130円近い下げとなったが、終盤にかけて押し目買いが入り持ち直して引けている。
あす16日の日経平均株価は、様子見ムードか。
新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、引き続き関連ニュースが相場に影響を与えとみられるが、現地15-16日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)を控え、結果を見極めたいとして積極的な売買は期待しにくい。
今回のFOMCでは、米雇用情勢が悪化するなか、量的緩和の拡充や追加緩和の是非が議論され、注目度は高い。
■上値・下値テクニカル・ポイント(15日現在)
29248.07 ボリンジャー:+3σ(13週)
28244.34 ボリンジャー:+3σ(26週)
27929.00 ボリンジャー:+3σ(25日)
27748.29 ボリンジャー:+2σ(13週)
27364.16 ボリンジャー:+2σ(25日)
26799.32 ボリンジャー:+1σ(25日)
26744.88 ボリンジャー:+2σ(26週)
26687.84 ★日経平均株価15日終値
26685.68 6日移動平均線
26610.67 均衡表転換線(日足)
26467.08 新値三本足陰転値
26248.50 ボリンジャー:+1σ(13週)
26234.48 25日移動平均線
25717.77 均衡表基準線(日足)
25669.64 ボリンジャー:-1σ(25日)
25245.43 ボリンジャー:+1σ(26週)
25104.80 ボリンジャー:-2σ(25日)
24921.36 均衡表転換線(週足)
24748.72 13週移動平均線
24539.96 ボリンジャー:-3σ(25日)
寄り引けほぼ同値で上下に短いヒゲを伴う十字線を示現し、相場の様子見ムードを確認した。ザラ場高値と安値は前日水準を下回り、5日線下で取引を終えたが、5日線は上向きをキープし、短期的な強弱感が対立している格好。
ボリンジャーバンド(25日ベース)では+1σ相当の値幅の縮小が続いており、本日大引けでは564.84円。日足の一目均衡表の転換線が9日を起点に横ばいを続けていることもあり、目先のもみ合い延長が予想される。
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