「定点観測」
火曜のNY株式市場で主要3指数は上昇。
「新型コロナウイルスの感染者や死者が急増。
11月の雇用統計が弱い内容だったことが経済対策の早期成立を促すという見方。
景気に敏感な一般消費財や素材などのセクターが上げを主導した」との解釈。
株価の上昇はコロナ警戒の退潮でなく経済対策への期待と解釈を変化させた格好。
来年上半期のiPhone生産計画を前年同期比3割増やす方針と報じられたアップルが5%上昇。
9月以来の高値となりNASDAQは過去最高値を更新した。
11月の鉱工業生産統計は、自動車生産の拡大を受けて製造業生産指数が0.8%上昇。
市場予想の0.3%上昇を上回った。
NY連銀製造業業況指数は4.9と前月の6.3から低下。
市場予想は6.9だった。
輸入物価指数は前年比0.1%上昇。
石油製品の上昇が食品や自動車の下落に相殺され予想の0.3%上昇を下回った。
「インフレは緩やかに推移する」との見方だ。
FOMCをにらみながら長期債利回りは上昇。
ドルは売られドル円は103円台後半。
ポンドは上昇。
ビットコインは1万9505.27ドルと1.17%上昇した。
10年国債利回りは0.911%。
2年国債利回りは0.119%。
ドル円は103円台半ば。
SKEW指数は138.95。
18日連続の130ポイント超。
恐怖と欲望指数は前日の69ポイントから70ポイント台。
「Investors are getting greedy again」という声もある。
火曜のNYダウは337ドル高の30199ドルと反発。
NASDAQは155ポイント高の12595ポイントと続伸。
高値は12596ポイント。
S&P500は47ポイント高の3694ポイントと5日ぶりに反発。
ダウ輸送株指数は103ポイント高の12486ポイントと4日ぶりに反発。
SOX指数は1.41%高の2774ポイントと続伸。
VIX指数は22.89と低下。
3市場の売買高は100億株。
(前日104億株。過去20日平均は115億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比130円高の26760円。
ドル建ては大証日中比165円高の26795円。
ドル円は103.66円。
10年国債利回りは0.911%。
2年国債利回りは0.119%。
火曜の日経平均は寄り付き49円安。
終値44円安の26687円と反落。
暫定SQ値26713円47銭は下回って1勝2敗。
日足は2日連続陽線。
TOPIXは3日ぶりに反落。
東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均は3日ぶりに反落。
東証1部の売買代金は2兆2219億円(前日2兆3331億円)。
33日連続の2兆円超え。
値上がり894銘柄(前日1333銘柄)。
値下がり1177銘柄(前日755銘柄)。
新高値64銘柄(前日96銘柄)。
新安値5銘柄(前日1銘柄)。
騰落レシオは106.71(前日110.90)。
NTレシオは14.98倍(前日14.93倍)。
3日連続15倍割れ。
サイコロは5勝7敗で41.67%。
右肩上がりの25日線(26234円)からは△1.73%。
29日連続で上回った。
右肩上がりの75日線は24365円。
右肩上がりの200日線(22345円)からは△19.48%(前日△19.77%)。
3日連続▲20%割れ。
右肩上がりの5日線(26729円)から▲0.16%。
5日ぶりに下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.032%(前日▲18.662%)。
買い方▲6.739%(前日▲6.232%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲12.415%(前日▲13.549%)。
買い方▲18.854%(前日▲18.045%)。
空売り比率は38.0%(5日連続の40%割れ:前日39.1%)。
空売り規制なしの比率は6.4%(前日8.9%)。
12月11日時点の信用売り残は63億円減の8979億円。
2週連続で減少。
同信用買い残は82億円減の2兆4946億円。
2週ぶりに減少
2兆円台は31週連続。
金額ベースでの信用倍率は2.78倍(前週は2.77倍)。
日経VIは19.45と低下。
日経平均採用銘柄の予想PERは24.89倍(前日24.99倍)。
前期基準では19.90倍。
EPSは1072円(前日1069円)。
225のPBRは1.19倍。
BPSは22426円(前日22464円)。
225先物採用銘柄の益回りは4.02%(前日4.00%)。
配当利回りは1.73%。
東証1部全銘柄だと予想PERは27.38倍。
前期基準では21.63倍。
東証1部全銘柄のPBRは1.30倍。
ドル建て日経平均は256.39(前日256.94)。
東証1部単純平均株価は5円安の2339円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
東証1部売買単価は1986円(前日2022円)
東証1部時価総額は677兆円(前日680兆円)。
シカゴ225先物終値は大証日中比130円高の26760円。
高値26780円、安値26540円。
225先物大証夜間取引終値は日中比150円高の26780円。
気学では「前日より安きは底入れ。買い仕込め」。
木曜は「押し目買いの日なれど上寄り高き時は見送り」。
金曜は「不時安をみせる日。戻り売りで駆け引きせよ」。
ボリンジャーのプラス1σが26799円。
プラス2σが27364円。
一目均衡の雲の上限が23955円。
30日連続で雲の上。
勝手雲の上限は26455円。
30日連続で勝手雲の上。
RSIが60.19(前日64.14)。
RCIが53.30(前日62.09)。
株価よりも売買エネルギー減少の有無に注目。
今日も「越えられるか時価総額の壁」。
アノマリー的には明日が「変化日」。
《今日のポイント12月16日》
(1)火曜のNY株式市場で主要3指数は上昇。
株価の上昇はコロナ警戒の退潮が理由でなく経済対策への期待と解釈を変化させた。
SKEW指数は138.95。
18日連続の130ポイント超。
恐怖と欲望指数は前日の69ポイントから70ポイント台。
「Investors are getting greedy again」という声もある。
(2)ダウ輸送株指数は103ポイント高の12486ポイントと4日ぶりに反発。
SOX指数は1.41%高の2774ポイントと続伸。
VIX指数は22.89と低下。
3市場の売買高は100億株。
(前日104億株。過去20日平均は115億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比130円高の26760円。
(3)東証1部の売買代金は2兆2219億円(前日2兆3331億円)。
33日連続の2兆円超え。
新高値64銘柄(前日96銘柄)。
新安値5銘柄(前日1銘柄)。
騰落レシオは106.71(前日110.90)。
NTレシオは14.98倍(前日14.93倍)。
3日連続15倍割れ。
サイコロは5勝7敗で41.67%。
(4)右肩上がりの25日線(26234円)からは△1.73%。
29日連続で上回った。
右肩上がりの200日線(22345円)からは△19.48%(前日△19.77%)。
3日連続▲20%割れ。
右肩上がりの5日線(26729円)から▲0.16%。
5日ぶりに下回った。
(5)空売り比率は38.0%(5日連続の40%割れ:前日39.1%)。
空売り規制なしの比率は6.4%(前日8.9%)。
12月11日時点の信用売り残は63億円減の8979億円。
2週連続で減少。
同信用買い残は82億円減の2兆4946億円。
2週ぶりに減少。
2兆円台は31週連続。
金額ベースでの信用倍率は2.78倍(前週は2.77倍)。
日経VIは19.45と低下。
(6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.032%(前日▲18.662%)。
買い方▲6.739%(前日▲6.232%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲12.415%(前日▲13.549%)。
買い方▲18.854%(前日▲18.045%)。
(7)ドル建て日経平均は256.39(前日256.94)。
東証1部時価総額は677兆円(前日680兆円)。
(8)暫定SQ値26713円47銭は下回って1勝2敗。
ボリンジャーのプラス1σが26799円。
プラス2σが27364円。
RSIが60.19(前日64.14)。
RCIが53.30(前日62.09)。
株価よりも売買エネルギー減少の有無に注目。
今日も「越えられるか時価総額の壁」。
アノマリー的には明日が「変化日」。
今年の曜日別勝敗(12月15日まで)
↓
月曜25勝21敗
火曜25勝20敗
水曜25勝23敗
木曜19勝27敗
金曜22勝26敗
相場に必要なのは定時定点の観測。
必要だと思われる数字を抽出して、客観的に日々眺め続けることだ。
それぞれの数字に特に法則があるわけではない。
しかも数字は無機質だ。
枝葉末節に陥って屁理屈を見つけ出さなくても良い。
しゃかりきになって「人が見つけていない法則」を見つけなくても良い。
必要なのは素直な視点で「アレ?変わってきた」と感じることだ。
相場の節目節目で変化点は訪れる。
それを感じるためには、ほとんど意味のない数字を見続けること。
できれば手を使って書き残しておくとさらに感覚は増すに違いない。
相場は下落するとピンチだと思う心理。
当然、得も言われぬ恐怖に襲われる。
どこまでも下がっていくのではないかという恐怖心理。
これは市場関係者も一緒だろう。
下落局面ではしばしば「日経平均5000円説」が登場するのはこの心理が背景だと思う。
でも、過去の経験則から行くと「下落はチャンス」。
仕込みの場面の提供なのだ。
ということは、上昇局面はむしろチャンスではなくピンチなのかも知れない。
ただ厄介なのは株価には慣性の法則が働くこと。
行き過ぎもまた相場
そして企業が生産や営業を続けている以上、基本的に株価は上昇するもの。
ここを忘れて「株価は基本的に下落するもの」と考えると間違った相場観になるに違いない。
今週の日経朝刊は「マーケット商品面」が「マーケット総合面」よりも先になっている。
「鉄鉱石、9年ぶり高値」や「LNG1カ月で4割高」あるいは「ナメタガレイ安値」
これは「小型内需株、高値の波」や「旅行や外食、売り圧力」よりも上位なのだろうか。
証券市場関係者としては、腑に落ちないところだが・・・。
◇━━━ カタリスト━━━◇
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(兜町カタリスト櫻井)
