22日の日経平均株価は、軟調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万6500円-2万6800円。
NYダウ平均が上昇した一方、S&P500とナスダックが下落した。ダウ平均は37ドル高の3万0216ドルで取引を終えた。米国株の引け味は悪くない。ただ、一時的とはいえダウ平均が大きく崩れたことは、コロナ変異種への警戒を高めるだろう。
きのう21日の日経平均株価は下げ幅を縮小して取引を終えたものの、手がかり材料難から、手控えムードが広がりそう。引き続き、時間外取引での米株価指数先物の動きに左右される場面も想定される。一方で、海外投資家のクリスマス休暇入りが本格化するとみられることから、主力大型株を避け、中小型株に物色の矛先が向かいそう。
日銀のETF買いの思惑が下値を支えることが予想されるが、終始売り優勢の地合いが想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=103円台の前半(21日終値は103円59-60銭)とやや円高方向にある一方、ユーロ・円が1ユーロ=126円台の半ば(同126円12-16銭)とやや円安に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、21日の大阪取引所終値比135円安の2万6515円だった。
【好材料銘柄】
■レントラックス <6045>
11月売上高は前年同月比57.8%増の10.4億円と増収基調が続いた。
■西松屋チェーン <7545>
3-11月期(3Q累計)経常は3.5倍増益・通期計画を超過。12月既存店売上高は前年同月比15.3%増と増収基調が続いた。また、発行済み株式数(自社株を除く)の0.67%にあたる41万7000株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施する。
■川辺 <8123>
一広がTOB(株式公開買い付け)を実施し、連結子会社化を目指す。TOB価格は1株1300円で21日終値を39.8%上回る水準。買い付け期間は12月22日から21年1月25日まで。
■アクロディア <3823>
Vazyme Biotech社の新型コロナウイルス抗原検出キットを提供開始。
■鳥越製粉 <2009>
中期経営計画を策定。23年12月期に営業利益15.4億円(20年12月期計画は5.8億円)を目指す。
【主な経済指標・スケジュール】
22(火)
【国内】
予定はありません
【海外】
米7-9月期GDP確報値(22:30)
米11月中古住宅販売(12/23 0:00)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
