米ドル円は反落、103円台後半では上値重いか

[概況]

21日、欧米時間の外国為替市場において、米ドル円は一時103.900円まで上昇するも、その後反落となり一時103.245円まで下落した。英国で感染力の高い新型コロナウイルスの変異種が広がっており、ロンドンではロックダウンに踏み切った。世界経済に対する影響などの懸念からリスク回避的な動きで米ドル円は一時買いが優勢となった。

しかしその後、米国の米上下両院は9000億ドル規模の追加の経済対策を1兆4000億ドル規模の歳出法案と共に採決する見通しであることなどが報じられると、期待感などから米主要株価は反発し、米ドル円は一転しリスク選好の動きで売りが優勢となった。
テクニカル的には米ドル円は引き続き一目均衡表の転換線(103.515円)付近では上値が重い推移となりそうか。

[提供:AIゴールド証券株式会社]

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