「過去の延長線上」

「過去の延長線上」
 
週明けのNY株式市場で主要3指数は大幅な下落から回復しマチマチの動き。
新型コロナウイルス変異種の感染拡大やロックダウンや渡航制限が広がる中での世界的株安。
欧州株の下落が響きS&P500とNASDAQは続落。
テスラの6%安も嫌気された。
「サンタラリーはお預け。
英国での新型コロナを巡る厄介なニュースでコロナの問題がまだ解決していないことが改めて認識された」との解釈が聞こえる。
一方、NYダウは小幅ながらプラスを確保。
金融当局が大手銀行による自社株買いの再開を承認したことでゴールドマン・サックス・グループが急伸した。
反転の背景は9000億ドル規模の新型コロナウイルス追加経済対策が合意に達したこと。
債券市場はクリスマスを控え商い低調。
10年国債利回りは0.937%。
2年国債利回りは0.123%。
ビッドコインは反落。
ドル円は103円台前半。
SKEW指数は146.53。
22日連続の130ポイント超。
恐怖と欲望指数は63→63。
 
週明けのNYダウは37ドル高の30216ドルと反発。
一時29755ドルまで下落した場面もあった。
NASDAQは22ポイント安の12733ポイントと続落。
S&P500は14ポイント安の3694ポイントと続落。
ダウ輸送株指数は80ポイント安の12485ポイントと続落。
SOX指数は0.63%安の2747ポイントと続落。
VIX指数は24.93と上昇。
3市場の売買高は116億株。
(前日156億株。過去20日平均は116.8億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比135円安の26515円。
ドル建ては大証日中比105円安の26545円。
ドル円は103.30円。
10年国債利回りは0.937%。
2年国債利回りは0.123%。
 
週明けの日経平均は寄り付き71円高。
一時200円以上下落した場面もあったが終値48円安の26714円と続落。
日足は2日連続陰線。
TOPIXは4日ぶりに反落。
東証マザーズ指数は3日ぶりに反落。
日経ジャスダック平均は続落。
東証1部の売買代金は2兆153億円(前日2兆8960億円)。
37日連続の2兆円超。
値上がり842銘柄(前日1008銘柄)。
値下がり1287銘柄(前日1079銘柄)。
新高値45銘柄(前日50銘柄)。
新安値19銘柄(前日13銘柄)。
騰落レシオは104.53(前日100.40)。
NTレシオは14.93倍(前日14.92倍)。
7日連続15倍割れ。
サイコロは4勝8敗で33.33%。
右肩上がりの25日線(26469円)からは△0.92%。
33日連続で上回った。
右肩上がりの75日線は24561円。
右肩上がりの200日線(22419円)からは△19.16%(前日△19.50%)。
7日連続▲20%割れ。
横ばいの5日線(26745円)から▲0.12%。
4日ぶりに下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.875%(前日▲18.260%)。
買い方▲7.048%(前日▲6.799%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲10.155%(前日▲12.122%)。
買い方▲19.060%(前日▲18.662%)。
空売り比率は38.6%(9連続の40%割れ:前日36.1%)。
空売り規制なしの比率は6.5%(前日5.2%)。
日経VIは19.40と上昇。
日経平均採用銘柄の予想PERは24.92倍(前日24.98倍)。
前期基準では19.96倍。
EPSは1072円(前日1070円)。
225のPBRは1.19倍。
BPSは22449円(前日22302円)。
225先物採用銘柄の益回りは4.01%(前日4.00%)。
配当利回りは1.74%。
東証1部全銘柄だと予想PERは27.31倍。
前期基準では21.69倍。
東証1部全銘柄のPBRは1.30倍。
ドル建て日経平均は258.21(前日258.21)。
東証1部単純平均株価は4円安の2338円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
東証1部売買単価は1933円(前日2232円)
東証1部時価総額は680兆円(前日682兆円)。
シカゴ225先物終値は大証日中比135円安の26515円。
高値26965円、安値26160円。
225先物大証夜間取引終値は日中比120円安の2653円。
気学では「下寄りしたら買い狙いの日。上放れたら見送れ」。
水曜は「変化日にして、意外の仕成りを見せることあり」。
木曜は「大いに高いと翌日安し」。
金曜は「高日柄なれど、前日来高き時は利入れ方針良し」。
ボリンジャーのプラス1σが26865円。
プラス2σが27262円。
一目均衡の雲の上限が24305円。
34日連続で雲の上。
勝手雲の上限は26592円。
34日連続で勝手雲の上。
前日はここがサポート。
RSIが46.99(前日60.84)。
RCIが53.57(前日50.27)。
アノマリー的には「株高の特異日」。
 
《今日のポイント12月22日》
 
(1)週明けの主要3指数は大幅な下落から回復しマチマチの動き。
   SKEW指数は146.53。
   22日連続の130ポイント超。
   恐怖と欲望指数は63→63。
 
(2)ダウ輸送株指数は80ポイント安の12485ポイントと続落。
   SOX指数は0.63%安の2747ポイントと続落。
   VIX指数は24.93と上昇。
   3市場の売買高は116億株。
   (前日156億株。過去20日平均は116.8億株)。
   225先物CME円建ては大証比日中比135円安の26515円。
 
(3)東証1部の売買代金は2兆153億円(前日2兆8960億円)。
   37日連続の2兆円超。
   新高値45銘柄(前日50銘柄)。
   新安値19銘柄(前日13銘柄)。
   騰落レシオは104.53(前日100.40)。
   サイコロは4勝8敗で33.33%。
 
(4)右肩上がりの25日線(26469円)からは△0.92%。
   33日連続で上回った。
   右肩上がりの75日線は24561円。
   右肩上がりの200日線(22419円)からは△19.16%(前日△19.50%)。
   7日連続▲20%割れ。
   横ばいの5日線(26745円)から▲0.12%。
   4日ぶりに下回った。
 
(5)空売り比率は38.6%(9連続の40%割れ:前日36.1%)。
   空売り規制なしの比率は6.5%(前日5.2%)。
   日経VIは19.40と上昇。
 
(6)日経平均採用銘柄の予想PERは24.92倍(前日24.98倍)。
   前期基準では19.96倍。
   EPSは1072円(前日1070円)。
   225のPBRは1.19倍。
   BPSは22449円(前日22302円)。
 
(7)ドル建て日経平均は258.21(前日258.21)。
   東証1部時価総額は680兆円(前日682兆円)。
 
(8)ボリンジャーのプラス1σが26865円。
   プラス2σが27262円。
   勝手雲の上限は26592円。
   34日連続で勝手雲の上。
   前日はここがサポート。
   RSIが46.99(前日60.84)。
   RCIが53.57(前日50.27)。
   アノマリー的には「株高の特異日」。
   
今年の曜日別勝敗(12月21日まで)

月曜25勝22敗
火曜25勝20敗
水曜26勝23敗
木曜20勝27敗
金曜22勝27敗
 
表面上の動意は少ないが、売り圧力への必死の抵抗という状況の株式市場。
フツーに考えれば、コロナ禍の拡大は悪材料。
ココを見るのか、その先のアフターコロナを見るのかで相場観は変わる。
とはいえ、囲碁などと一緒で株式市場という盤面は派手でないが闘いの場。
27000円を付けたくない向きと付けたい向きのひそかな戦いにクリスマスなど関係ない。
昨日前場寄り付き後の9時6分。
日経平均が27900円に乗せた直後に打っ手返しのような売り物圧力。
単に株高抵抗ということに加えノックイン価格27900円のリンク債の存在というのもあったような気がする。
フツーは終値ベースが算定価格だからザラバはあまり関係ないがそれでも早期償還を避けたいアレンジャーはいるだろう。
24000円の次は27000円のノックイン。
16000円の頃は「そんな値段付くわけはない」と考えていたのだろうが・・・。
そういう意味では現在は過去の延長線上にある。
そして・・・。
「相場は乗り越えられない試練は与えない」ものだ。
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
upr(7065)・・・動兆
 
uprに注目する。
同社は物流用パレットレンタルが中核。
RFID付き新型品が拡大基調。
アシストスーツの成長加速。
 

(兜町カタリスト櫻井)

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