マザーズ指数は続落、利益確定売り

東証マザーズ指数は前日比23.22ポイント安の1153.27ポイントと続落した。
欧州で感染力が強い新型コロナウイルスの変異種が拡大。都市封鎖に追い込まれた英国との間の渡航を制限する動きが広がった。欧州株が軒並み下落し「経済活動制約への懸念が強まった」ことから、東京株式市場も利益確定売りが広がった。
BASEやアンジェス、マクアケが下落した。一方で、メルカリやフリー、AIinsは上昇した。
値上がり銘柄数は42、値下がり銘柄数は292となった。
 
22日に東証マザーズ市場に新規上場したヤプリは11時02分に公募・売り出し価格(公開価格、3160円)を2080円(65.8%)上回る5240円で初値を付けた。その後は売りが膨らみ、初値を4.2%下回る5020円で午前の取引を終えた。
 
同日、東証マザーズ市場に新規上場したウェルスナビは10時33分に公募・売り出し価格(公開価格、1150円)を575円(50%)上回る1725円で初値を付けた。その後も買いが優勢で、初値を3.9%上回る1793円で午前の取引を終えた。
 
同日、東証マザーズ市場に新規上場したカイゼンは9時に公募・売り出し価格(公開価格、1150円)を20円(1.7%)上回る1170円で初値を付けた。その後も買いが優勢で、初値を8.6%上回る1271円で午前の取引を終えた。
 
21日に東証マザーズ市場に新規上場したいつもは9時に公募・売り出し価格(公開価格、1540円)の2.3倍にあたる3610円で初値を付けた。その後は上げ幅を縮小し、初値を4%下回る3465円で午前の取引を終えた。
 
個別ではモブキャストホールディングス、日通システム、アララ、ビートレンド、フィーチャなど13銘柄が年初来安値を更新。バリュエンスホールディングス、イトクロ、スタメン、メディカルネット、アクセルマークが売られた。
 
一方、フルッタフルッタがストップ高。ココペリ、レントラックスは年初来高値を更新。タスキ、そーせいグループ、リグア、日本スキー場開発、エヌ・ピー・シーが買われた。

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