マザーズ指数は3日ぶり反発、直近IPOに物色

東証マザーズ指数は反発した。終値は前日比23.88ポイント高い1152.78だった。
寄り付き後に、時価総額上位のフリーが下げ幅を拡大し、メルカリが一時マイナスに転じたことから、マザーズ指数も5.52ポイント高まで上げ幅を縮小し、伸び悩みする場面があった。しかし、後場に入り、時価総額上位のBASEやHENNGEが一段高したことや、大引けかけてAIinsideがプラスに転じたことが相場を押し上げ、マザーズ指数は2%を超える上昇となり取引を終了した。
時価総額上位の銘柄から直近IPOに物色の矛先が向かう流れが変わったことが相場を下支えしたようである。ウェルスナビやヤプリ、かっこなどの直近IPO銘柄の一角が上昇した。
売買代金は概算で2226.94億円。騰落数は、値上がり223銘柄、値下がり108銘柄、変わらず10銘柄となった。
 
23日に東証マザーズ市場に新規上場した交換できるは初値(4615円)を下回って取引を終えた。終値は初値比410円(8.9%)安の4205円だった。
 
同じく23日に東証マザーズ市場に新規上場したエネチェンジは、買い気配のまま上場初日の取引を終えた。
 
個別では、ヤプリ、Kaizen Platform、サイジニア、ウェルスナビ、いつもがストップ高。バリュエンスホールディングス、かっこ、ニューラルポケット、プレミアアンチエイジング、フィットが買われた。
 
 一方、アクセルマークがストップ安。ASJ、モブキャストホールディングス、エルテス、UUUM、フィーチャなど11銘柄は年初来安値を更新。フルッタフルッタ、ココペリ、ツクルバ、Fringe81、和心が売られた。

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