「材料はシンプルに」

 
「材料はシンプルに」
 
水曜のNY株式市場で主要3指数はまたマチマチの動き。
引け際に休息に上昇幅を縮小しNYダウとS&P500は小幅高。
NASDAQは反落した。
「売り込まれていたセクターに資金がシフトする動きは歓迎すべき兆候。
バリュエーションと分散の重要性を物語っている」という教科書的な解釈。
製薬大手ファイザーは1.9%高。
政府が約20億ドルを支払い新型コロナウイルスワクチン1億回分を追加で確保したと発表したことを好感。
EVメーカー、ニコラは10.7%急落。
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は80万3000件と前週の89万2000件から予想以上に減少。
市場予想は88万5000件だった。
耐久財受注統計で民間設備投資の先行指標とされるコア資本財(非国防資本財から航空機を除く)の受注が前月比0.4%増。
7カ月連続で増加した。
市場予想は0.7%増だった。
前年比では0.8%増。
個人消費支出(季節調整済み)は前月比0.4%減と4月以来の
トランプ大統領は追加経済対策法案の署名を拒否する可能性を示した。
政府機関が一部閉鎖に追い込まれることは一部で警戒された。
フランスがコロナ変異種発生を受けて導入した英国との国境閉鎖措置を解除。
こちらは好感。
10年国債利回りは0.944%。
2年国債利回りは0.121%。
英国とEUが通商交渉で近く合意するとの観測から英ポンドとユーロが上昇。
ドル円は103円台半ば。
SKEW指数は147.39。
24日連続の130ポイント超。
恐怖と欲望指数は60→57。
 
水曜のNYダウは114ドル高の30129ドルと続伸。
NASDAQは36ポイント安の12771ポイントと反落。
S&P500は2ポイント高の3689ポイントと4日ぶりに反発。
ダウ輸送株指数は56ポイント高の12516ポイントと4日ぶりに反発。
SOX指数は0.74%安の2723ポイントと4日続落。
VIX指数は22.99と低下。
3市場の売買高は122.2億株。
(前日110.2億株。過去20日平均は115.2億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比175円高の26655円。
ドル建ては大証日中比190円高の26670円。
ドル円は103.55円。
10年国債利回りは0.944%。
2年国債利回りは0.121%。
 
水曜の日経平均は寄り付き144円高。
終値88円安の26524円と4日ぶりに反発。
日足は4日連続陰線。
TOPIXも反発。
東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均も反発。
東証1部の売買代金は1兆8106億円(前日2兆320億円)。
10月27日以来39日ぶりに2兆円割れ。
値上がり1153銘柄(前日141銘柄)。
値下がり942銘柄(前日2018銘柄)。
新高値15銘柄(前日12銘柄)。
新安値28銘柄(前日28銘柄)。
騰落レシオは95.57(前日92.65)。
NTレシオは15.03倍(前日15.01倍)。
2日連続15倍台。
サイコロは4勝8敗で33.33%。
右肩上がりの25日線(26511円)からは△0.05%。
2日ぶりに上回った。
右肩上がりの75日線は24644円。
右肩上がりの200日線(22471円)からは△18.04%(前日△17.78%)。
9日連続▲20%割れ。
右肩下がりの5日線(26649円)から▲0.47%。
3日連続で下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.576%(前日▲16.225%)。
買い方▲8.561%(前日▲9.256%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲8.819%(前日▲6.786%)。
買い方▲20.683%(前日▲22.450%)。
空売り比率は38.0%(11日連続の40%割れ:前日39.6%)。
空売り規制なしの比率は6.4%(前日6.7%)。
Quick調査の12月18日時点の信用評価損率は▲12.98%。
(前週▲13.16%)。
2週ぶりの改善。
12月18日時点の裁定売り残は293億円減の1兆3859億円。
(当限は1兆2192億円)
2週連続の減少。
同裁定買い残は548億円減の3493億円。
(当限は3252億円)。
3週連続の減少。
日経VIは20.87と低下。
日経平均採用銘柄の予想PERは24.60倍(前日24.60倍)。
前期基準では19.69倍。
EPSは1078円(前日1074円)。
225のPBRは1.18倍。
BPSは22478円(前日22403円)。
225先物採用銘柄の益回りは4.07%(前日4.07%)。
配当利回りは1.75%。
東証1部全銘柄だと予想PERは26.98倍。
前期基準では21.42倍。
東証1部全銘柄のPBRは1.29倍。
ドル建て日経平均は256.40(前日255.62)。
東証1部単純平均株価は16円高の2308円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
東証1部売買単価は1827円(前日1894円)
東証1部時価総額は672兆円(前日670兆円)。
シカゴ225先物終値は大証日中比175円高の26655円。
高値26700円、安値26355円。
225先物大証夜間取引終値は日中比160円高の26640円。
気学では「大いに高いと翌日安し」。
金曜は「高日柄なれど、前日来高き時は利入れ方針良し」。
ボリンジャーのプラス1σが26878円。
プラス2σが27244円。
一目均衡の雲の上限が24704円。
36日連続で雲の上。
勝手雲の上限は26648円。
2日連続で勝手雲の中。
勝手雲の下限は26159円。
RSIが40.88(前日37.69)。
RCIが46.43(前日52.47)。
11月24日のマドは26159円ー25555円。
 
《今日のポイント12月23日》
 
(1)水曜のNY株式市場で主要3指数はまたマチマチの動き。
   引け際に休息に上昇幅を縮小。
   NASDAQは反落した。
   SKEW指数は147.39。
   24日連続の130ポイント超。
   恐怖と欲望指数は60→57。
 
(2)ダウ輸送株指数は56ポイント高の12516ポイントと4日ぶりに反発。
   SOX指数は0.74%安の2723ポイントと4日続落。
   VIX指数は22.99と低下。
   3市場の売買高は122.2億株。
   (前日110.2億株。過去20日平均は115.2億株)。
   225先物CME円建ては大証比日中比175円高の26655円。
 
(3)東証1部の売買代金は1兆8106億円(前日2兆320億円)。
   10月27日以来39日ぶりに2兆円割れ。
   値上がり1153銘柄(前日141銘柄)。
   値下がり942銘柄(前日2018銘柄)。
   新高値15銘柄(前日12銘柄)。
   新安値28銘柄(前日28銘柄)。
   騰落レシオは95.57(前日92.65)。
   NTレシオは15.03倍(前日15.01倍)。
   2日連続15倍台。
   サイコロは4勝8敗で33.33%。
 
(4)右肩上がりの25日線(26511円)からは△0.05%。
   2日ぶりに上回った。
   右肩上がりの200日線(22471円)からは△18.04%(前日△17.78%)。
   9日連続▲20%割れ。
   右肩下がりの5日線(26649円)から▲0.47%。
   3日連続で下回った。
 
(5)空売り比率は38.0%(11日連続の40%割れ:前日39.6%)。
   空売り規制なしの比率は6.4%(前日6.7%)。
   Quick調査の12月18日時点の信用評価損率は▲12.98%。
   (前週▲13.16%)。
   2週ぶりの改善。
   12月18日時点の裁定売り残は293億円減の1兆3859億円。
   (当限は1兆2192億円)
   2週連続の減少。
   同裁定買い残は548億円減の3493億円。
   (当限は3252億円)。
   3週連続の減少。
 
(6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.576%(前日▲16.225%)。
   買い方▲8.561%(前日▲9.256%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲8.819%(前日▲6.786%)。
   買い方▲20.683%(前日▲22.450%)。
 
(7)日経平均採用銘柄の予想PERは24.60倍(前日24.60倍)。
   前期基準では19.69倍。
   EPSは1078円(前日1074円)。
   225のPBRは1.18倍。
   BPSは22478円(前日22403円)。
 
(8)ドル建て日経平均は256.40(前日255.62)。
   東証1部時価総額は672兆円(前日670兆円)。
 
(9)ボリンジャーのプラス1σが26878円。
   勝手雲の上限は26648円。
   2日連続で勝手雲の中。
   勝手雲の下限は26159円。
   RSIが40.88(前日37.69)。
   RCIが46.43(前日52.47)。
   11月24日のマドは26159円ー25555円。
 
今年の曜日別勝敗(12月23日まで)

月曜25勝22敗
火曜25勝21敗
水曜27勝23敗
木曜20勝27敗
金曜22勝27敗
 
東証1部の売買代金が2兆円割れとなり相場はさすがにクリスマス&年末モード。
25日線を下回ったのは1日だけで回復した。
何かが出てくると何がを忘れるのが株式市場。
というか悪材料も好材料も混ぜ込んで単一発想に持ち込むのが得意な場所でもある。
この1年底流にあるのがコロナ問題。
しかしそれを脚色しデフォルメする発想に糊塗されて、株価材料はシンプルになる。
シンプルでなければ「上か下か」の二者択一のマーケットは泳いでいけないということでもあろう。
もっとも・・・。
あれこれとスケジュールを入れ込んでああでもないこいうでもないという小田原評定よりはマトモだろうか。
 
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
デジタルアーツ(2326)・・・動兆
 
デジタルアーツに注目する。
同社はフィルタリングソフトやネット上での情報漏洩対策などセキュリティソリューションが中核。
企業や公共向けのセキュリティ主力製品が順調。
オンライン会議システムに期待感。

(兜町カタリスト櫻井)

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