東証マザーズ指数は反落した。前引けは前日比9.45ポイント安い1158.04だった。ワクチン普及への期待感から投資家心理が改善したことで、連日で指数が上昇してきており、きょうは目先の利益を確定する売りが優勢だった。
直近2日で40ポイント近く上昇していたため、週末を前に利益確定の売りが出るのは想定内だろう。さすがに22日上場のウェルスナビなどの直近IPO(新規株式公開)銘柄は上値追いの動きが鈍ってきたが、その分、新たな上場銘柄の初値買いに投資資金が向かっている印象だ。
AIinsやBASE、弁護士COMが下落した。半面、そーせいや、エヌピーシー、自律制御シ研は上昇した。
値上がり銘柄数は116、値下がり銘柄数は216となった。
個別では、夢展望、エルテス、UUUM、スタメン、インターファクトリーなど10銘柄が年初来安値を更新。Kaizen Platform、東京通信、交換できるくん、弁護士ドットコム、リグアが売られた。
一方、トランスジェニック、アーキテクツ・スタジオ・ジャパンがストップ高。ENECHANGEは一時ストップ高と値を飛ばした。プレイド、ココペリ、プレミアアンチエイジング、Fast Fitness Japanなど6銘柄は年初来高値を更新。アズーム、サイジニア、Kudan、ドラフト、エクストリームが買われた。
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