日経ジャスダック平均は3日続落、運用リスクを落とす動き

日経ジャスダック平均株価は3日続落した。終値は前日比49円65銭安い3547円01銭だった。欧米で新型コロナウイルス感染が再拡大していることに加え、米大統領選を来週に控え個人投資家などに運用リスクを落とす動きが出た。
寄り付き後に時価総額上位のマクドナルドが下落したことが重しとなりマイナスに転じ、東証1部市場やマザーズ市場が下げ幅を拡大すると投資心理が悪化して、ジャスダック市場も下げ幅が拡大し軟調な展開となった。また、午前は堅調に推移していた時価総額上位のワークマンが後場に入り下落に転じるとジャスダック平均は一段安となり、本日の安値付近で取引を終了した。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で662億円、売買高は1億2260万株だった。値上がり銘柄数は111、値下がり銘柄数は517となった。
 
個別では、極楽湯ホールディングス、ハビックス、グラフィコ、ナガオカ、アースインフィニティなど6銘柄が年初来安値を更新。ストリームメディアコーポレーション、大塚家具、エフアンドエム、エヌエフホールディングス、ニューテックが売られた。
 
一方、セプテーニ・ホールディングス、エヌ・シー・エヌがストップ高。シダー、アスコット、東映アニメーション、東洋合成工業など5銘柄は年初来高値を更新。壽屋、エヌジェイホールディングス、キムラ、マサル、ハーモニック・ドライブ・システムズが買われた。
 
 
 

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