【寄り付き概況】
11月2日の日経平均株価は、前週末比133円61銭高の2万3110円74銭と6日ぶりに反発してスタート。東証株価指数(TOPIX)は、12.83ポイント高の1592.16で始まった。
前週末10月30日のNYダウやナスダック総合指数など主要株指数が揃って反落、新型コロナウイルスの1日当たり感染者数が過去最高を記録したことを受け、景気先行きに対する懸念が高まっている。
これを受け東京株式市場でもリスク回避ムードのなか上値を買い進む動きは限定的といえる。米大統領選を3日に控えていることもあり、この結果を見極めたいとのニーズも強い。
一方、日経平均株価は前週1週間を通じて高い日がなく、週末は350円安を超える下げをみせていたこともあり、上値は重いながら2万3000円近辺は値ごろ感からの押し目買いを誘導しやすい水準にある。
個別では、トヨタ、ファナック、ダイキン、TDK、ソニー、JR東海が高い。半面、ファーストリテ、東エレク、ヤマトHDがさえない。
