「きっと、ほらねの乱舞だろう」

 
「きっと、ほらねの乱舞だろう」
 
週明けのNY株式市場で主要3指数は反発。
大統領選挙を控えて警戒感は高いものの買い物優勢の展開。
バリュー株が1.9%高と約5カ月ぶりの高い伸び。
「セクターローテーションなのか、機関投資家による物色なのか、あるいや投機的な買いなのかは分からない。
こうした動きが長引くほどボラティリティーは高まる」との見方だ。
四半期の売上高が約20年ぶりの高い伸びとなった洗剤・漂白剤メーカーのクロロックスが4.2%高。
3市場の売買高は100億株台から90.1億株と減少。
ISM製造業景気指数は59.3と前月の55.4から上昇し2018年11月以来の高水準。
市場予想は55.8。
自動車などのモノの需要は増え、新規受注指数は約17年ぶりの高水準だった。
10年国債利回りは0.851%。
2年国債利回りは0.158%。
「嵐の前の静けさと見ていいだろう」という声もある。
原油先物は約3%高と反発。
ドル円は104円台後半。
SKEW指数は129.01(前日は129.91)。
25日連続の130イント割れ。
恐怖と欲望指数は25ポイント。
 
火曜のNY株式市場で主要3指数は大幅続伸。
市場を席巻したのは楽観論。
「大統領選結果の判明は長引かず、追加財政刺激策が早期に打ち出されるとの期待が高まった」との解釈だった。
もっとも大統領選挙の勝利者は民主党候補のバイデン前副大統領との予測。
「バイデン氏が約束するインフラ支出を盛り込んだ刺激策が選挙後に実施されることへの期待感」との見方。
どこか違うような気もするが、市場はそういう見方だ。
銀行株指数は1週間ぶりの高値。
キャタピラーが2.71%高、ハネウェルが3.23%高。
9月の製造業新規受注は前月比1.1%増と前月の0.6%増から伸びが加速した。
市場予想の1%増も上回った。
一次金属、コンピューター・電子機器、自動車などが増加。
機械や家具、電気・家電は減少。
10年国債利回りは0.897%。
2年国債利回りは0.170%。
原油先物は約2%高と続伸。
ドル円は104円台半ば。
SKEW指数は136.44(前日は129.91)。
26日ぶりに130イント超。
恐怖と欲望指数は25ポイント→30ポイント。
 
 
月曜のNYダウは423ドル高の26925ドルと反発。
高値27043ドル、安値26691ドルだった。
NASDAQは46ポイント高の10957ポイントと反発。
S&P500は40ポイント高の3310ポイントと反発。
ダウ輸送株指数は110ポイント高の11216ポイントと反発。
SOX指数は0.62%高の2260ポイントと反発。
VIX指数は37.15と反落。
3市場の売買高は90.1億株と減少(過去20日平均は91億株)。
225先物CME円建ては大証比日中135円高の23415円。
ドル建ては大証日中比155円高の23435円。
ドル円は104.71円。
10年国債利回りは0.848%。
2年国債利回りは0.158%。
 
火曜のNYダウは554ドル高の27480ドルと続伸。
高値27640ドル、安値27138ドル。
寄り付き安値で一時750ドル近く上昇。
前週末からは978ドル上昇。
NASDAQは202ポイント高の11160ポイントと続伸。
前週末からは248ポイント上昇。
S&P500は58ポイント高の3369ポイントと続伸。
前週末からは99ポイント上昇。
ダウ輸送株指数は343ポイント高の11559ポイントと続伸。
SOX指数は1.89%高の2302ポイントと続伸。
VIX指数は35.58と低下。
3市場の売買高は89.2億株(過去20日平均は90.2億株)。
225先物CME円建ては大証比日中550円高の23830円。
ドル建ては大証日中比575円高の23855円。
ドル円は104.46円。
10年国債利回りは0.897%。
2年国債利回りは0.170%。
 
週明けの日経平均は寄り付き133円高。
終値は318円高の23295円と6日ぶりに反発。
日足は2日ぶりに線線。
TOPIXは6日ぶりの反発。
新興2指数は5日続落。
「最低限23500円を回復しなければ」。
弱気の目で見れば当たり前のこと。
強気の目で見れば「だから何?」だろう。
東証1部の売買代金は2兆2263億円。
4日連続の2兆円超え。
値上がり1622銘柄(前日244銘柄)。
値下がり497銘柄(前日1897銘柄)。
新高値11銘柄(前日15銘柄)。
新安値10銘柄(前日52銘柄)。
一応逆転。
騰落レシオは80.92(前日80.99)。
NTレシオは14.49倍(前日14.55倍)。
サイコロは4勝8敗で33.33%。
週末の25%で底を打った。
右肩下がりにの25日線(23438円)からは▲0.61%。
4日連続で下回った。
右肩上がりの75日線は23127円。
サポートとなった。
横ばいの200日線(21996円)からは△5.91%。
右肩下がりの5日線(23301円)から▲0.08%。
8日連続で下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.040%(前日▲13.425%)。
買い方▲11.528%(前日▲12.008%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲4.327%(前日▲5.399%)。
買い方▲23.048%(前日▲22.927%)。
空売り比率は40.1%(2日連続の40%割れ:前日41.7%)。
空売り規制なしの比率は6.5%(前日7.1%)。
日経VIは28.19と低下。
日経平均採用銘柄の予想PERは22.67倍(前日22.31倍)。
前期基準では17.79倍。
EPSは1027円(前日1029円)。
225のPBRは1.09倍。
BPSは21372円(前日21473円)。
225先物採用銘柄の益回りは4.41%(前日4.48%)。
配当利回りは1.97%。
東証1部全銘柄だと予想PERは24.92倍。
前期基準では19.53倍。
東証1部全銘柄のPBRは1.20倍。
ドル建て日経平均は222.41(前日220.51)。
東証1部単純平均株価は23円高の2163円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
東証1部売買単価は1874円(前日2007円)
東証1部時価総額は614兆円(前日604兆円)。
月曜のシカゴ225先物終値は大証日中比135円高の23415円。
高値23455円、安値23040円。
225先物大証夜間取引終値は日中比280円高の23160円。
火曜のシカゴ225先物終値は大証日中比550円高の23830円。
高値23915円、安値23430円。
気学では「押し目買い良し」。
木曜は「高値は利食いの時」。
金曜は「大波乱あり。方針不変が良い」。
ボリンジャーのプラス1σが23622円。
プラス2σが23806円。
プラス3σが23990円。
一目均衡の雲の上限が23199円。
下限が22646円。
2日ぶりに雲の上。
勝手雲の上限は23583円。
下限は23338円。
3日連続で勝手雲の下。
勝手雲は11日に黒くねじれる。
RSIが41.22。
RCIが16.21。
ほぼ目先反発レベルまで低下した。
10月9日高値は23725円。
2月13日のマドは23784円ー23738円。
1月24日のマドは23755円ー23463円。
今年の上のマドは全部埋めそうな気配。
「大幅高の特異日」の水曜日。
水星の逆行は今日で終了。
 
 
《今日のポイント11月4日》
 
(1)NY市場で主要3指数は大幅続伸。
   SKEW指数は136.44(前日は129.91)。
   26日ぶりに130イント超。
   恐怖と欲望指数は25ポイント→30ポイント。
 
(2)ダウ輸送株指数は343ポイント高の11559ポイントと続伸。
   SOX指数は1.89%高の2302ポイントと続伸。
   VIX指数は35.58と低下。
   3市場の売買高は89.2億株(過去20日平均は90.2億株)。
   225先物CME円建ては大証比日中550円高の23830円。
 
(3)東証1部の売買代金は2兆2263億円。
   4日連続の2兆円超え。
   新高値11銘柄(前日15銘柄)。
   新安値10銘柄(前日52銘柄)。
   一応逆転。
   騰落レシオは80.92(前日80.99)。
   サイコロは4勝8敗で33.33%。
   週末の25%で底を打った。
 
(4)右肩下がりにの25日線(23438円)からは▲0.61%。
   4日連続で下回った。
   右肩上がりの75日線は23127円。
   サポートとなった。
   横ばいの200日線(21996円)からは△5.91%。
   右肩下がりの5日線(23301円)から▲0.08%。
   8日連続で下回った。
 
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.040%(前日▲13.425%)。
   買い方▲11.528%(前日▲12.008%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲4.327%(前日▲5.399%)。
   買い方▲23.048%(前日▲22.927%)。
 
(6)空売り比率は40.1%(2日連続の40%割れ:前日41.7%)。
   空売り規制なしの比率は6.5%(前日7.1%)。
   日経VIは28.19と低下。
 
(7)ボリンジャーのプラス1σが23622円。
   プラス2σが23806円。
   プラス3σが23990円。
   一目均衡の雲の上限が23199円。
   下限が22646円。
   2日ぶりに雲の上。
   勝手雲の上限は23583円。
   下限は23338円。
   3日連続で勝手雲の下。
   勝手雲は11日に黒くねじれる。
 
(8)10月9日高値は23725円。
   2月13日のマドは23784円ー23738円。
   1月24日のマドは23755円ー23463円。
   今年の上の窓は全部埋めそうな気配。
   アノマリー的には「大幅高の特異日」の水曜日。
   水星の逆行は今日で終了。
 
今年の曜日別勝敗(11月2日まで)

月曜21勝19敗
火曜22勝18敗
水曜19勝22敗
木曜16勝25敗
金曜20勝22敗
 
「23500円を上抜けなければ弱く、上抜ければ強い」。
当たり前のことだが、市場関係者が言うと「そうか」と妙に納得するもの。
23500円を下回っていれば「ほらね」。
上回ってくれば「ほらね」。
どちらに転んでも「ほらね」で言った人が傷つくことはない。
これば予想ではないし、単なるレトリック。
ゴタクを並べたレトリックの屁理屈なのだがいつも騙される。
条件付きの予想というのは本人を傷つけないが他人を傷つけるものでもある。
これを「シナリオ」と言ってしまえばさらに混乱する。
Aの可能性20%、Bの可能性50%、Cの可能性30%。
100%の範囲でカバーした予想などどちらに転んでも当たる。
それが世過ぎの糧というのだから、致し方はないのかも知れないが・・・。
 
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
LTS(6560)・・・動兆
 
LTSに注目する。
同社はビジネスプロセス可視化・改善・実行支援など展開、
ITビジネスマッチング「アサインナビ」も
前期買収のソフト開発会社が通年寄与。
柱のデジタル活用支援は企業のDX需要取り込み伸長。
増益幅拡大。
第3四半期決算発表は13日に予定。
 

(兜町カタリスト櫻井)

 

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