日経ジャスダック平均は4日続伸、環境関連銘柄が物色

日経ジャスダック平均株価は4日続伸した。終値は前週末比19円86銭高い3629円19銭だった。米大統領選で民主党候補のバイデン氏の当選が確実と伝わり、米政局を巡る不透明感が後退するなか買いが優勢だった。同氏の公約どおり環境・インフラ関連で大規模な財政出動がなされ、世界的に環境重視の流れが強まるとの思惑から太陽光発電やバイオマスなど環境関連銘柄が物色されている。
太陽光発電設備の施工を手掛けるウエストHDに買いが集まり、株式分割を考慮したベースで上場来高値を更新した。そのほかメイコー、ワークマン、出前館が上げた。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で623億円、売買高は1億327万株だった。
値上がり銘柄数は346、値下がり銘柄数は266となった。
 
個別では、ヒューマンホールディングス、アースインフィニティがストップ高。ウエストホールディングス、湖池屋、ニッポン高度紙工業、フジプレアム、綜研化学など11銘柄は年初来高値を更新。リバーエレテック、メイコー、No.1、不二硝子、まぐまぐが買われた。
 
一方、北川精機がストップ安。不二ラテックスは一時ストップ安と急落した。銀座山形屋、ソレキア、アイ・テックは年初来安値を更新。プラコー、ZOA、東洋合成工業、シンポ、ホロンが売られた。
 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次