日経ジャスダック平均は5日ぶり反落、手じまい売りや換金売り

日経ジャスダック平均株価は5営業日ぶりに反落した。終値は前日比54円48銭安い3574円71銭だった。「巣ごもり消費」など新型コロナウイルスのまん延による生活様式の変化への思惑からこれまで買われていた銘柄に、売りが広がった。ワークマンや出前館、ウエストHDが下落した。半面、マクドナルドや不二硝、セプテニHDは上昇した。
「コロナ禍で頑張っていた銘柄は、ワクチン開発への期待が高まったことで、いったんお役御免になった」という。「ウィズコロナ」関連銘柄や、デジタル化関連銘柄を中心に手じまい売りや換金売りが優勢となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で712億円と10月22日以来の高水準だった。売買高は1億731万株だった。
値上がり銘柄数は260、値下がり銘柄数は364となった。
 
個別では、テラ、不二ラテックスがストップ安。パウダーテック、川辺は年初来安値を更新。出前館、ディーエムソリューションズ、アースインフィニティ、グローム・ホールディングス、フジプレアムが売られた。
 
一方、不二硝子、日本エマージェンシーアシスタンス、セレスポがストップ高。神田通信機は一時ストップ高と値を飛ばした。湖池屋、ユーラシア旅行社、ベルパーク、ホウライは年初来高値を更新。ABホテル、ユニバーサルエンターテインメント、エージーピー、レイ、博展が買われた。

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