東証マザーズ指数は前日比18.81ポイント高の1203.84ポイントと反発。
前日、米テクロジー株安の流れを受けて大幅安となったことで、きょうは反動が出ている。朝方はハイテク株の比率が高い米ナスダック総合株価指数が下げた流れを引き継ぎ、下落してはじまった。
東証1部市場に比べて上昇率は小さく、積極的な買いはまだ入っていない。
75日移動平均近辺まで下げると成長期待の高い銘柄を中心に押し目買いが入り、指数を押し上げた。時価総額上位のメルカリが反発してスタートしたことや、AIinsideや弁護士ドットコムがプラスに転じたことで投資心理が改善し、マザーズ指数はプラス圏に上昇となった。次世代通信規格「5G」基地局の整備に絡んで業績期待の高いJTOWERのほか、メルカリ、アンジェス、JIGSAWが上昇した。半面、BASE、Jストリーム、フリーが下落した。
売買代金は概算で2447.21億円。騰落数は、値上がり226銘柄、値下がり100銘柄、変わらず6銘柄となった。
個別では、アズーム、ティアンドエスがストップ高。JIG-SAW、ホープなど3銘柄は年初来高値を更新。アンジェス、スマレジ、地盤ネットホールディングス、ドラフト、リビン・テクノロジーズが買われた。
一方、リグアがストップ安。シルバーエッグ・テクノロジーは一時ストップ安と急落した。日通システムは年初来安値を更新。Amazia、スペースマーケット、Retty、アドベンチャー、Jストリームが売られた。
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