マザーズ指数は反発、指数寄与度が大きい銘柄へ買い

東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前日比21.98ポイント高い1225.82だった。
新型コロナウイルスのワクチンの開発進展をきっかけとした成長株売り・割安株買いの流れが一巡したことで、成長期待の高い中小型株に資金を振り向ける動きが出ている。
2020年7~9月期の最終赤字幅が前年同期から縮小したフリーや、21年3月期通期の税引き利益の見通しを上方修正したAIinsなど、指数寄与度が大きい銘柄に資金が集まったのも指数を押し上げた。また、時価総額上位のマネーフォワードが確定申告をスマホで完結するサービスを開始と日本経済新聞が報じており、一定の下支え要因となっている。
アンジェスやBASE、メルカリが上昇した。一方、JTOWERや弁護士COM、GMO-FGは下落した。
値上がり銘柄数は160、値下がり銘柄数は159となった。
 
個別では、アズーム、あんしん保証、松屋アールアンドディが年初来高値を更新。KIYOラーニング、日本リビング保証、コマースOneホールディングス、ケアネット、ブティックスが買われた。
 
一方、アクトコールが一時ストップ安と急落した。日通システム、Branding Engineerは年初来安値を更新。リグア、旅工房、Retty、ティーケーピー、ベストワンドットコムはが売られた。

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