24日午前の日経平均株価は続落し、前日比132円00銭安の2万3214円49銭で前場を終えた。
前日の米株安を受けてリスクを回避する売りが先行した。一時、下げ幅が200円を超えた。
米国株市場ではアップルなどをはじめハイテク株の下げが目立っており、この流れを引き継いで時価総額上位の主力輸出株に売りが目立つ。非鉄金属や鉄鋼、海運など景気に敏感な業種の下落も目立った。
ただ、下値を大きく売り込む動きも見られず、日経平均は朝方2万3000円トビ台まで下押した後は漸次下げ渋る展開となっている。
9月中間期末を前に中間配当狙いの買いが入るとの期待感を背景に売りを傾ける動きは限られ、底堅かった。前場の売買代金は小幅ながら1兆円を上回った。
「個人は物色姿勢が引き続き強い」ことが下支え役となり、2万3200円付近でもみ合った。
安く始まった東証マザーズ指数が上昇に転じたことで個人投資家の旺盛な物色意欲が意識され、投資心理の悪化には歯止めがかかった。
新型コロナウイルスを巡り、感染が拡大する欧米と異なり、東京都内の新規感染者数が減少傾向にあることも下支え要因となった。デジタル関連など政策の恩恵を受けるとみられている銘柄は引き続き買われた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続落した。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆24億円、売買高は5億4328万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1482と、全体の7割近くを占めた。値上がりは610、変わらずは83銘柄だった。
業種別株価指数(全33業種)では、非鉄金属、鉄鋼、ゴム製品の下落が目立った。上昇は精密機器、小売業の2業種だった。
個別銘柄では、ホンダ、日立が値を下げた。トヨタ、ブリヂストン、富士フイルムはさえない。日本製鉄、住友鉱、JFE、神戸鋼、NTNやジェイテクトが売られ、ソニーは小幅安。ソフトバンクG、ソフトバンク、三菱UFJが売られた。
半面、東エレク、NEC、オリンパス、NTTが値を上げ、キーエンス、武田はしっかり。しまむら、CYBOZU、チェンジは堅調となった。
東証2部指数は前日比21.95ポイント安の6331.54ポイントと続落した。
出来高8691万株。値上がり銘柄数は136、値下がり銘柄数は239となった。
個別では、理経、ジュンテンドー、北日本紡績、技研ホールディングス、東京衡機が売られた。
一方、日本ケアサプライ、アウンコンサルティング、アヲハタ、アートスパークホールディングス、SIGなど8銘柄が年初来高値を更新。ベース、ウインテスト、ビットワングループ、フュートレック、KTCが買われた。
24日午前の日経平均株価は続落し、前日比132円00銭安の2万3214円49銭で前場を終えた。
前日の米株安を受けてリスクを回避する売りが先行した。一時、下げ幅が200円を超えた。
米国株市場ではアップルなどをはじめハイテク株の下げが目立っており、この流れを引き継いで時価総額上位の主力輸出株に売りが目立つ。非鉄金属や鉄鋼、海運など景気に敏感な業種の下落も目立った。
ただ、下値を大きく売り込む動きも見られず、日経平均は朝方2万3000円トビ台まで下押した後は漸次下げ渋る展開となっている。
9月中間期末を前に中間配当狙いの買いが入るとの期待感を背景に売りを傾ける動きは限られ、底堅かった。前場の売買代金は小幅ながら1兆円を上回った。
「個人は物色姿勢が引き続き強い」ことが下支え役となり、2万3200円付近でもみ合った。
安く始まった東証マザーズ指数が上昇に転じたことで個人投資家の旺盛な物色意欲が意識され、投資心理の悪化には歯止めがかかった。
新型コロナウイルスを巡り、感染が拡大する欧米と異なり、東京都内の新規感染者数が減少傾向にあることも下支え要因となった。デジタル関連など政策の恩恵を受けるとみられている銘柄は引き続き買われた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続落した。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆24億円、売買高は5億4328万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1482と、全体の7割近くを占めた。値上がりは610、変わらずは83銘柄だった。
業種別株価指数(全33業種)では、非鉄金属、鉄鋼、ゴム製品の下落が目立った。上昇は精密機器、小売業の2業種だった。
個別銘柄では、ホンダ、日立が値を下げた。トヨタ、ブリヂストン、富士フイルムはさえない。日本製鉄、住友鉱、JFE、神戸鋼、NTNやジェイテクトが売られ、ソニーは小幅安。ソフトバンクG、ソフトバンク、三菱UFJが売られた。
半面、東エレク、NEC、オリンパス、NTTが値を上げ、キーエンス、武田はしっかり。しまむら、CYBOZU、チェンジは堅調となった。
東証2部指数は前日比21.95ポイント安の6331.54ポイントと続落した。
出来高8691万株。値上がり銘柄数は136、値下がり銘柄数は239となった。
個別では、理経、ジュンテンドー、北日本紡績、技研ホールディングス、東京衡機が売られた。
一方、日本ケアサプライ、アウンコンサルティング、アヲハタ、アートスパークホールディングス、SIGなど8銘柄が年初来高値を更新。ベース、ウインテスト、ビットワングループ、フュートレック、KTCが買われた。
