「人類が疫病に培った証」

「人類が疫病に培った証」

週末のNY株式市場で主要3指数は続伸。
アップル、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブック、エヌビディアが軒並み2%強上昇。
ハイテクセクターへの買いが上昇をけん引した。
「NASDAQの調整局面入り以降、売りがきつかった銘柄を買い戻す動きが見られる」という声もある。
そのNASDAQは週間で4週間ぶりに反発。
一方NYダウとS&P500は4週連続下落。
値下がり期間としては昨年8月以降で最長となった。
ボーイングは6.8%高。
バイオ医薬品のノババックスが10.9%高。
コストコが1.27%安。
8月の耐久財受注統計は、民間設備投資の先行指標とされるコア資本財(非国防資本財から航空機を除く)の受注が前月比1.8%増。
市場予想の0.5%増を上回った。
ただ8月全体の耐久財受注は前月比0.4%増と7月の11.7%増加から大幅に鈍化した。
「耐久財受注統計を受け、政府支援策が薄れる中、米景気回復の足取りは鈍っているとの見方が変わったわけではない」という曖昧模糊とした解釈だ。 
10年国債利回りは0.656%。
2年国債利回りは0.130%。
ドル円は105円台後半。
SKEW指数は129.27(前日129.17)。
3日連続の130ポイント割れ。
恐怖と欲望指数は48→49。

週間ベースでNYダウは1.7%安、4週続落(累計5.2%下落)。
NASDAQは1.1%安、4週続落(同6.7%下落)。
S&P500は0.6%安、4週続落(同6.0%下落)。

週末の日経平均は寄り付き130円高。
終値116円高の23204円と反発。
終値ベースでメジャーSQ値23272円を2日連続で下回った。
日足は2日連続の陰線。
週間では155円の下落で週足は2週連続陰線。
26週線はあと数週間で52週線を上抜く形。
3月最終週に下抜けて以来のことになる。
「課題は日経500の過去最高値2406.47円」という声も聞こえる。
東証1部の売買代金は2兆3709億円と12日連続の2兆円超。
値上がり1622銘柄(前日419銘柄)。
値下がり471銘柄(前日1685銘柄)。
新高値131銘柄(前日106銘柄)。
9月6日3ケタは6日連続。
新安値5銘柄(前日7銘柄)。
騰落レシオは118.94(前日114.49)。
NTレシオは14.20倍(前日14.20倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
右肩上がりの25日線(23220円)からは▲0.07%。
2日連続で下回った。
右肩上がりの75日線は22789円。
横ばいの200日線(22017円)からは△5.39%。
右肩下がりの5日線(23263円)から▲0.25%。
5日連続で割れ込んだ。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.734%(前日▲17.169%)。
買い方▲6.764%(前日▲7.293%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲14.814%(前日▲13.903%)。
買い方▲10.781%%(前日▲11.847%)。
Quick調査の9月18日時点の信用評価損率は▲11.21%(前週▲13.36%)。
3週連続改善。
空売り比率は39.8%(2日ぶりの40%割れ:前日40.7%)。
空売り規制なしの比率は6.7%(11日が10.8%、9日が13.5%)。
9月18日時点の裁定売り残は117億円増の1兆7558億円。
(当限は1兆6951億円)
3週連続で増加。
同裁定買い残は411億円増の4076億円。
(当限は3042億円)。
2週ぶりの増加。
日経HVは12.0、日経VIは24.03。
日経平均採用銘柄の予想PERは23.06倍(前日23.00倍)。
前期基準では18.00倍。
EPSは1006円(前日1003円)。
一気に50円低下したまま5日。
225のPBRは1.09倍。
BPSは21288円(前日21377円)。
225先物採用銘柄の益回りは4.34%(前日4.35%)。
配当利回りは1.92%。
東証1部全銘柄だと予想PERは24.95倍。
前期基準では19.65倍。
東証1部全銘柄のPBRは1.22倍。
ドル建て日経平均は220.32(前日219.15)。
ピークは18日の222.88。
東証1部単純平均株価は26円高の2244円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
売買単価は1859円(前日1855円)。
東証1部の時価総額は622兆円(前日618兆円)。
シカゴ225先物終値は大証日中比135円高の23165円。
高値23175円、安値22845円。
大証夜間取引終値は日中比150円高の23180円。
9月配当落ちは試算では144円。
気学では「戻り売り方針の日」。
火曜は「初め高いと後安の日。逆の時は見送れ」。
水曜は「目先の天底をつくる注意日」。
木曜は「前日が高かりし時は反落する」。
金曜は「突っ込み買いの日。逆に上放れ高きは売り狙え」。
ボリンジャーのプラス1σが23404円。
プラス2σが23772円。
マイナス1σが23036円。
一目均衡の雲の上限が22648円。
37日連続で雲の上。
勝手雲の上限は23187円。
10日連続で勝手雲の上。
RSIが43.60。
RCIが55.22。
9月配当権利付き最終日。

《今日のポイント9月28日》

(1)NY株式市場で主要3指数は続伸。
   SKEW指数は129.27(前日129.17)。
   3日連続の130ポイント割れ。
   恐怖と欲望指数は48→49。

(2)ダウ輸送株指数は152ポイント高の11270ポイントと続伸。
   SOX指数は1.42%高の2177ポイントと続伸。
   VIX指数は26.38と低下。
   3市場の売買高は88.9億株(前日104.3億株)。

(3)終値ベースでメジャーSQ値23272円を2日連続で下回った。
   日足は2日連続の陰線。

(4)東証1部の売買代金は2兆3709億円と12日連続の2兆円超。
   新高値131銘柄(前日106銘柄)。
   9月16日以降3ケタは6日連続。
   新安値5銘柄(前日7銘柄)。

(5)右肩上がりの25日線(23220円)からは▲0.07%。
   2日連続で下回った。
   横ばいの200日線(22017円)からは△5.39%。
   右肩下がりの5日線(23263円)から▲0.25%。
   5日連続で割れ込んだ。

(6)Quick調査の9月18日時点の信用評価損率は▲11.21%(前週▲13.36%)。
   3週連続改善。
   空売り比率は39.8%(2日ぶりの40%割れ:前日40.7%)。
   空売り規制なしの比率は6.7%(11日が10.8%、9日が13.5%)。
   9月18日時点の裁定売り残は117億円増の1兆7558億円。
   (当限は1兆6951億円)
   3週連続で増加。
   同裁定買い残は411億円増の4076億円。
   (当限は3042億円)。
   2週ぶりの増加。
  
(7)日経平均採用銘柄の予想PERは23.06倍(前日23.00倍)。
   EPSは1006円(前日1003円)。
   一気に50円低下したまま5日。
   225のPBRは1.09倍。
   BPSは21288円(前日21377円)。

(8)ボリンジャーのプラス1σが23404円。
   プラス2σが23772円。
   マイナス1σが23036円。
   9月配当権利付き最終日。
   月足陽線基準は23138円。

今年の曜日別勝敗(9月25日まで)

月曜17勝16敗
火曜19勝16敗
水曜17勝19敗
木曜15勝22敗
金曜18勝18敗。

週間ベースで日経平均株価は0.7%安、2週続落(累計0.9%下落)。
TOPIXは0.7%安、5週ぶり反落。
東証マザーズ指数は1.9%高、2週続伸(同6.3%上昇)。
日経ジャスダック平均は0.0%高、4週続伸(同3.4%上昇)。
東証2部指数は1.8%安、2週ぶり反落。
東証REIT指数は2.4%高、3週ぶり反発。

週末のNYダウは358ドル高の27173ドルと続伸。
NASDAQは241ポイント高10913ポイントと続伸。
S&P500は51ポイント高の3298ポイントと続伸。
ダウ輸送株指数は152ポイント高の11270ポイントと続伸。
SOX指数は1.42%高の2177ポイントと続伸。
VIX指数は26.38と低下。
3市場の売買高は88.9億株(前日104.3億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比135円高の23165円。
ドル建ては大証日中比180円高の23210円。
ドル円は105.60円。
10年国債利回りは0.656%。
2年国債利回りは0.130%。

菅義偉首相の国連総会でのビデオ演説は東京五輪・パラリンピックの開催に向けた決意表明。
「人類が疫病に培った証として開催する決意だ」。
インディペンスデーの大統領のセリフとダブってきた。

一方でおどろおどろしいのが政府の新たな輸出規制の枠組み。
米国、ドイツ、英国、オランダなどへの提案を検討しているという。
国際的安全保障の脅威となると想定されたその中身。
(1)AI・機械学習:懸念は無人兵器・偽画像による社会混乱
(2)量子コンピュータ:懸念はシステムの暗号解読、ステルス機探知レーダーへの応用
(3)バイオ:懸念は毒性を増した生物兵器、脳信号の外部操作
(4)極超音速:撃ち落とせないミサイル。高速移動する偵察機

指数連動型パッシブファンドの純資産残高は日経平均型で16兆7017億円。
TOPIX型は62兆9206億円との試算。
日経平で144円、TOPIXで13.7ポイントが配当落ち予想。 
パッシブ連動資産がすべて配当落ちに伴う先物買いに動いたとすると・・・。
日経平均先物で1000億円強、TOPIX先物で5000億円強の買い需要との試算。

◇━━━ カタリスト━━━◇

石原産業(4028)・・・動兆

石原産業に注目する。
同社は顔料など酸化チタン大手。
農薬はブラジルで殺菌剤、欧州で殺虫剤が堅調。
酸化チタンも5G関連が堅調。
欧州での殺虫剤は好調。
(750円)

(兜町カタリスト櫻井)

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