日経ジャスダック平均は3日続伸、7カ月ぶりの高値

日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。終値は前日比18円73銭高い3620円22銭となり、今年2月下旬以来7カ月ぶりの高値だった。
米国市場は好調であったものの、9月決算銘柄の権利落ち日であり、東証1部市場も下落してのスタートが見込まれていたことで投資心理が低下し、ジャスダック平均も小反落してスタートした。なお、権利落ちにより個人投資家の関心が東証1部市場よりジャスダック市場に戻ることで需給が改善して、徐々に上げ幅を拡大、ジャスダック平均は高値引けで小幅続伸となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で639億円、売買高は9199万株だった。
値上がり銘柄数は425、値下がり銘柄数は209となった。
 
市場関係者は「新型コロナウイルス感染拡大後の生活様式に適応したウィズコロナ関連銘柄が人気を集めた」と指摘していた。別の関係者は「このところ中小型株が右肩上がりに推移しており、利益を確定した投資家が次の銘柄に向かう資金循環がうまく続いている」と話していた。
 
個別では、まぐまぐ、ディ・アイ・システムがストップ高。ケア21、ナフコ、三洋堂ホールディングス、ジェーソン、ULSグループなど18銘柄は年初来高値を更新。ビジョナリーホールディングス、ABホテル、出前館、アイエックス・ナレッジ、ゼネテックが買われた。
 
 一方、Nutsがストップ安。オンキヨー、佐渡汽船、ソレキアは年初来安値を更新。プラコー、アスコット、ヨンキュウ、秋川牧園、ヒロセ通商が売られた。
 
 

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