「自虐的になる必要はなかろう」

「自虐的になる必要はなかろう」
 
 
水曜のNY株式市場で主要3指数は反発。
ペロシ下院議長とムニューシン米財務長官が追加のコロナ経済対策を巡り協議したことを好感。
ただ共和党のマコネル上院院内総務が「コロナ対策を巡る与野党間の溝は依然深い」とコメント。
上昇幅を縮小した。
東京で勝手に悪材料視された大統領選第1回テレビ討論会は「消化されつつある」との解釈。
主要3指数は9月は3月以来の下落。
一方第2、第3四半期の2四半期としてはNASDAQが2000年以来、S&P500はが09年以来の上昇となった。
ADP民間部門雇用者数は74万9000人と市場予想の65万人を上回って着地。
シカゴ景気指数も前月の51.2から62.4に上昇。
予想の52.0も大きく上回ったことがリスク資産を後押しした。
債券売り株買いの動きから債券利回りは上昇(価格は低下)。
10年国債利回りは0.685%。
2年国債利回りは0.130%。
ドル円は105円台半ば。
原油先物は2%超の上昇。
SKEW指数は120.94(前日123.93)。
6日連続の130ポイント割れ。
恐怖と欲望指数は44→45。
 
 
水曜の日経平均は後場下落幅を拡大し353円安の23185円。
米大統領選のTV討論会の内容を警戒したとの解釈。
もっともアジア市場では東京だけが軟調。
実際は7月月末同様の逆化粧だったのかもしれない。
9月SQ値も25日線も回った。
日足は3日ぶりの陰線。
月足は2カ月連続陽線で今年5勝4敗。
東証1部の売買代金は2兆9097億円と15日連続の2兆円超。
6月12日以来の高水準だが、日経平均採用銘柄の入れ替えの影響。
大引の商いが7000億円だった。
値上がり253銘柄(前日943銘柄)。
値下がり1892銘柄(前日1892銘柄)。
新高値101銘柄(前日177銘柄)。
9月16日以来3ケタは9日連続。
新安値9銘柄(前日2銘柄)。
騰落レシオは120.98(前日128.60)。
NTレシオは14.26倍(前日14.20倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
右肩上がりの25日線(23278円)からは▲0.40%。
3日ぶりに下回った。
右肩上がりの75日線は22800円。
横ばいの200日線(22017円)からは△5.31%。
右肩下がりの5日線(23305円)から▲0.52%。
3日ぶりに下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.226%(前日▲19.450%)。
買い方▲7.288%(前日▲5.984%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲19.070%(前日▲19.338%)。
買い方▲11.485%%(前日▲11.011%)。
空売り比率は40.5%(2日ぶりの40%超:前日37.5%)。
空売り規制なしの比率は9.6%(11日が10.8%、9日が13.5%)。
9月25日時点の裁定売り残は486億円増の1兆8044億円。
(当限は1兆7442億円)
4週連続で増加。
同裁定買い残は359億円増の4436億円。
(当限は3269億円)。
2週連続の増加。
日経HVは12.4、日経VIは23.70。
日経平均採用銘柄の予想PERは23.05倍(前日23.38倍)。
前期基準では17.99倍。
EPSは1005円(前日1006円)。
一気に50円低下したまま8日。
225のPBRは1.09倍。
BPSは21270円(前日21399円)。
225先物採用銘柄の益回りは4.34%(前日4.28%)。
配当利回りは1.94%。
東証1部全銘柄だと予想PERは24.93倍。
前期基準では19.63倍。
東証1部全銘柄のPBRは1.22倍。
ドル建て日経平均は219.35(前日223.91)。
東証1部単純平均株価は47円安の2230円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
売買単価は2017円(前日2067円)。
みずほの売買単位の変更の影響もあろうか。
東証1部の時価総額は620兆円(前日631兆円)。
シカゴ225先物終値は大証日中比85円高の23265円。
高値23515円、安値23120円。
大証夜間取引終値は日中比110円高の23290円。
気学では「前日が高かりし時は反落する」。
金曜は「突っ込み買いの日。逆に上放れ高きは売り狙え」。
ボリンジャーのプラス1σが23444円。
プラス2σが23610円。
一目均衡の雲の上限が22764円。
40日連続で雲の上。
勝手雲の上限は23348円。
下限は23088円。
13日ぶりに勝手雲の中。
RSIが47.95。
RCIが40.38。
「荒れる10月」のスタートだ。
 
《今日のポイント10月1日》
 
(1)NY株式市場で主要3指数は反発。
   SKEW指数は120.94(前日123.93)。
   6日連続の130ポイント割れ。
   恐怖と欲望指数は44→45。
 
(2)ダウ輸送株指数は71ポイント安の11229ポイントと続落。
   SOX指数は0.07%高の2244ポイントと反発。
   VIX指数は26.36。
   3市場の売買高は103.8億株(前日83.1億株)。
 
(3)東証1部の売買代金は2兆9097億円と15日連続の2兆円超。
   6月12日以来の高水準だが、日経平均採用銘柄の入れ替えの影響。
   大引の商いが7000億円だった。
   新高値101銘柄(前日177銘柄)。
   9月16日以来3ケタは9日連続。
   新安値9銘柄(前日2銘柄)。
   騰落レシオは120.98(前日128.60)。
 
(4)右肩上がりの25日線(23278円)からは▲0.40%。
   3日ぶりに下回った。
   右肩上がりの75日線は22800円。
   横ばいの200日線(22017円)からは△5.31%。
   右肩下がりの5日線(23305円)から▲0.52%。
   3日ぶりに下回った。
 
(5)空売り比率は40.5%(2日ぶりの40%超:前日37.5%)。
   空売り規制なしの比率は9.6%(11日が10.8%、9日が13.5%)。
   9月25日時点の裁定売り残は486億円増の1兆8044億円。
   4週連続で増加。
   同裁定買い残は359億円増の4436億円。
   2週連続の増加。
 
(6)ボリンジャーのプラス1σが23444円。
   プラス2σが23610円。
   勝手雲の上限は23348円。
   下限は23088円。
   13日ぶりに勝手雲の中。
   「荒れる10月」のスタートだ。
 
今年の曜日別勝敗(9月30日まで)

月曜18勝16敗
火曜20勝16敗
水曜17勝20敗
木曜15勝22敗
金曜18勝18敗。
 
最多勝は火曜日、最多負は木曜日。
 
 
火曜のNYダウは329ドル高の27781ドルと反発。
高値は28026ドル、安値は27511ドル。
NASDAQは82ポイント高の11167イントと反発。
高値は11277ポイント、安値は11092ポイント。
S&P500は27ポイント高の3363ポイントと反発。
ダウ輸送株指数は71ポイント安の11229ポイントと続落。
SOX指数は0.07%高の2244ポイントと反発。
VIX指数は26.36。
3市場の売買高は103.8億株(前日83.1億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比85円高の23265円。
ドル建ては大証日中比125円高の23305円。
ドル円は105.45円。
10年国債利回りは0.685%。
2年国債利回りは0.130%。
 
上期(4→9月期)の日経平均の上昇幅は4268円11銭(22.56%)。
バブル期の1987年上期(4444.22円)以来の大きさ。
実に33年ぶりのこととなった。
上昇率は2009年上期(24.95%)以来だ。
また東証マザーズ指数のこの時期の上昇率は98%。
垂涎の的でもあったNASDAQはこの時期の40%の上昇。
これを上回ったことになるからあまり自虐的になる必要もなかろう。
外国人依存症から脱却することも必要だし、他力でなく自らの力で夢を実現できる場もあるということだ。
 
みずほFGの売買単位の変更が静かに行われた。
いままで売買高上位にいた。
「売買高の増加が相場の節目。
1日5億株を越えれば転換点」というアノマリーも誕生した。
しかし、この2日はフツーの株。
これはこれでたぶん悪くない。
225からSBGとファーストリテを一度抜いてみるというのも一考かも知れない。
その225日経平均。
ドコモが抜けるた時の新規採用の有力候補。
村田(6981)、ローム(6963)、アイシン(7250)、島津(7701)。
 
東証は相場情報の配信障害で全銘柄売買停止。
復旧は未定。
10月1日だけにシステム障害というのもありそうな話ではある。
 
日銀短観で大企業製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)はマイナス27。
6月の前回調査から7ポイント上がった。
改善は11四半期ぶり。
大企業非製造業のDIはマイナス12と5ポイント改善。
景況感の悪化に歯止めがかかった。
もっとも「水準自体はなお低い」という解釈だ。
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
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