【今週の展望】トランプ米大統領の容態などが不安

[概況]

今週の外国為替市場において、米ドル円は105円台後半付近では引き続き上値が重い推移となりそうか。先週末、トランプ米大統領が新型コロナウイルスに感染したことなどが報じられ、米ドル円は一時104円台まで下落する場面が見られた。
 
その後、医師団の会見によると、トランプ米大統領の症状は改善しており、早ければ5日には退院できる可能性があると発表している。
引き続き、同大統領に関する報道などには注意する必要がありそうか。その他、今週のイベント等では5日に9月ISM非製造景気指数(予想:56.0 前回:56.9)、6日にパウエル米FRB議長の講演や、8月米貿易収支(予想:-662億USD 前回:-636億USD)の発表、8日に米新規失業保険申請件数(予想:82.3万人 前回:83.7万人)、9日に8月米卸売在庫 (予想:前月比0.5% 前回:前月比0.5%)などが予定されている。
 
テクニカル的には米ドル円は上方に位置する一目均衡表の雲下限(105.570円)や55日移動平均線(105.810円)付近が引き続きレジスタンスとなる可能性が考えられそうか。
 

[提供:カネツFX証券株式会社]

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