マザーズ指数は反発、2年8カ月ぶり高値

 
東証マザーズ指数は反発した。終値は前週末比32.01ポイント高い1253.70となり、2018年2月以来2年8カ月ぶりの高値を付けた。
前週末はトランプ大統領の新型コロナウイルス感染報道を受けてリスク回避の動きから後場に急速に売られたが、トランプ大統領が早ければ5日にも退院する可能性があると担当医師が説明したことが伝わったことで週初の新興市場でも買い戻しの動きが先行。マザーズ指数も上昇して始まると、順調に上げ幅を拡大する展開。後場に入ると一段と強含む格好となった。
BASEなど成長期待の高い銘柄に買いが集まった。ジーエヌアイや日本情報Cが上昇したほか、資本業務提携を結んだアズワンのサイト上で自社製品の販売を開始したHPCシスが買われた。
値上がり銘柄数は265、値下がり銘柄数は56となった。
 
2日に東証マザーズ市場に新規上場したタスキは、上場2日目のきょうも買い気配のまま取引を終えた。気配値を公募・売り出し価格(公開価格、670円)の5.3倍にあたる3545円まで切り上げた。
 
個別では、イオレ、バリューゴルフ、ヘッドウォータース、アクシス、日本情報クリエイトなど8銘柄がストップ高。Lib Work、ジーエヌアイグループ、トライステージ、総医研ホールディングス、SREホールディングスなど22銘柄は年初来高値を更新。ピースリー、sMedio、I-ne、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、トヨクモが買われた。
 
 一方、オンコセラピー・サイエンス、AmidAホールディングス、ログリー、ドラフト、インティメート・マージャーが売られた。

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