日経ジャスダック平均は反発、センチメントが改善

日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前週末比32円61銭高い3604円09銭だった。
米国市場の下げ幅が縮小したことや、トランプ米大統領の健康状態が回復方向に向かっていることで、リスクセンチメントが改善しジャスダック平均は反発してスタートした。
寄り付き後は、時価総額上位のセリアが下落し、ワークマンが一時、マイナスに転じて相場の重しとなったが、時価総額上位の出前館やマクドナルドが上昇に転じたことが相場を下支えし、午前のジャスダック平均は堅調に推移した。なお、後場は新規の材料に乏しく横ばいで推移し、ジャスダック平均は本日のほぼ高値圏で取引を終了した。
 
出前館やBBタワーが上昇した。このほか、きょうから生理学・医学賞を皮切りにノーベル賞の発表が相次ぐため医学生物や3DMといった関連銘柄の一部に思惑的な買いが入った。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で652億円、売買高は7633万株だった。
値上がり銘柄数は467、値下がり銘柄数は162となった。
 
個別ではグラフィコ、アサカ理研がストップ高。トレードワークスは一時ストップ高と値を飛ばした。協和日成、出前館、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、グッドライフカンパニー、ユニリタなど11銘柄は年初来高値を更新。ディーエムソリューションズ、エムケイシステム、ルーデン・ホールディングス、No.1、システム ディが買われた。
 
一方、山陽百貨店が年初来安値を更新。ケイティケイ、KYCOMホールディングス、ディ・アイ・システム、プラコー、アルファクス・フード・システムが売られた。
 

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