[概況]
5日、欧米時間の外国為替市場における米ドル円は一時105.800円まで上昇した。トランプ米大統領が新型コロナウイルス感染後、容態の改善に伴い早期退院したことや、米追加経済対策を巡る合意期待などから、米主要株価が上昇するとリスク選好の動きで米ドル円は買いが優勢となった。
また、その後発表された9月米ISM非製造景気指数(予想:56.3 結果:57.8)が市場の予想を上回ったことなども米ドル円の上昇に繋がったようだ。
テクニカル的には米ドル円は55日移動平均線(105.8155円)付近で推移しており、同線が引き続きレジスタンスとして意識されるか注目したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
