6日の日経平均株価は続伸後、しっかりした展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万3300円-2万3500円。
きのう5日の堅調な地合いに加え、トランプ米大統領が退院するとツイートしたことで、米国株式が反発した動きなどから、買い先行のスタートとなりそう。
5日のNYダウ工業株30種平均は反発し、前週末比465ドル高の2万8148ドルで終えた。トランプ米大統領が退院予定であることが明らかになり、米政局の混乱に対する過度な警戒感が和らいだ。追加経済対策の与野党協議が進展しているとの見方も相場を押し上げた。
東京株式市場でも日本株の買い材料になるだろう。
日経平均株価は、25日移動平均線(5日時点で2万3267円)を上抜いたこともあり、投資家心理の好転も見込まれる。
為替相場は、ドル・円が1ドル=105円台の半ば(5日終値は105円60-61銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=124円台の半ば(同123円89-93銭)と円安方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、5日の大阪取引所終値比120円高の2万3400円だった。
日程面では、豪中銀の政策金利発表、8月の米貿易収支など。また、パウエルFRB議長の講演も予定。
【好材料銘柄】
■JESCOホールディングス <1434>
前期経常を52%上方修正・5期ぶり最高益更新へ。
■マーチャント・バンカーズ <3121>
中国・香港・ベトナムの富裕者層向け国内投資用分譲マンション開発・販売で香港企業と業務提携。
■セレス <3696>
持ち分法適用関連会社であるビットバンクが暗号資産販売所サービスを提供開始。暗号資産を顧客とビットバンクが直接売買する店頭取引方式のサービス。
■Abalance <3856>
今期経常を一転84%増益に上方修正。
■ダイケン <5900>
上期経常を2倍上方修正。
■トーセイ <8923>
今期税引き前を24%上方修正、配当も3円増額。
■綿半ホールディングス <3199>
家具インテリアの販売サイトを運営するリグナの全株式を取得し子会社化する。
■チェンジ <3962>
子会社トラストバンクがトヨタファイナンスと地域活性化に向けたデジタル行政の取り組みにおける業務提携を締結。
■アサカ理研 <5724>
リチウムイオン電池からの有価金属リサイクル及び電池材料の原料化技術開発事業が「ふくしま産業復興企業立地補助金」の交付を受けることが決定。
【主な経済指標・スケジュール】
6(火)
【国内】
30年国債入札
《決算発表》
イオンモール、U.S.M.H、サンエー、三協立山、わらべや、日本BS放、アオキスーパー、フェリシモ
【海外】
ノーベル物理学賞発表
米8月貿易収支(21:30)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
