マザーズ指数は続伸、リスク回避姿勢和らぐ

東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前日比7.02ポイント高い1260.72だった。
前日の米国株市場では新型コロナウイルスへの感染が確認され入院したトランプ米大統領が5日夕刻に退院することが伝わり主要株指数が急反発、この流れを引き継ぐ形となった。
時価総額上位のJMDCが医薬情報に関するデータベースのパイオニアであるデータインデックスを株式交換により完全子会社化したと発表しており、相場をけん引している。他では
BASEやメルカリ、アクシスなどが上昇した。半面、医薬・バイオ関連のOTSやアンジェス、そーせいなどは下落した。
 
2日に東証マザーズ市場に新規上場したタスキは上場3日目のきょう、公募・売り出し価格(公開価格、670円)の7.6倍にあたる5060円で初値を付けた。制限値幅の上限(ストップ高水準)にあたる6060円まで上昇し、同水準の買い気配で前場を終えた。
 
値上がり銘柄数は198、値下がり銘柄数は121となった。
 
個別では、タスキ、アクシスがストップ高。Lib Work、インタースペース、ジーエヌアイグループ、SREホールディングス、メディカルネットなど20銘柄は年初来高値を更新。アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、スマレジ、松屋アールアンドディ、ブランディングテクノロジー、サンワカンパニーが買われた。
 
一方、オンコセラピー・サイエンス、イオレ、トヨクモ、フィードフォース、rakumoが売られた。

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