7日の日経平均株価は反落後、もみ合いとなりそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万3200円-2万3400円。
きのう6日の日経平均株価は、堅調ながらも上値の重い展開だったことや、現地6日の米国株が下落したこともあり、売り優勢のスタートとなりそう。
6日のNYダウ工業株30種平均は反落し、375ドル安だった。トランプ氏が経済対策協議を11月の大統領選後まで中止するように指示したことが売りを誘った。一時は前日比で200ドル超高まで上昇していたが、トランプ氏の発言がツイッターで明らかになると下げに転じた。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、6日の大阪取引所終値比130円安の2万3270円だった。
日経平均も節目の2万3500円に接近し、戻り売りが出やすいタイミングでもあった。
トランプ米大統領が何か発すればまた流れが変わる可能性はあるため、悲観一辺倒にもなりづらいとみるが、先行き不透明感は強まる中、安く始まった後も押し目を拾う動きは限られると考える。
手がかり材料に乏しいなか、値動きの軽い中小型株に物色の矛先が向かいそうだ。為替相場は、ドル・円が1ドル=105円台の半ば(6日終値は105円64-66銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=123円台の後半(同124円40-44銭)と円高方向に振れている。
【好材料銘柄】
■ビックカメラ <3048>
前期経常を2.3倍上方修正。
■フェリシモ <3396>
上期経常は5倍増益・通期計画を超過。
■フロイント産業 <6312>
上期経常が45倍増益で着地・6-8月期も91%増益。
■コジマ <7513>
前期経常を一転2%増益に上方修正、配当も2円増額。
■Olympicグループ <8289>
非開示だった今期経常は8.3倍増益へ。
■アルテック <9972>
12-8月期(3Q累計)経常が24%増益で着地・6-8月期も40%増益。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.29%にあたる20万株(金額で5000万円)を上限に自社株買いを実施する。
■わらべや日洋ホールディングス <2918>
今期経常を21%上方修正。
■アプリックス <3727>
日通総合研究所の倉庫作業分析ツール「ろじたんフォーク」向け積載センサー付きビーコンを共同開発。
■アドヴァン <7463>
発行済み株式数(自社株を除く)の0.6%にあたる24万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は10月7日から10月30日まで。
■FRONTEO <2158>
OSINTサービスを提供開始。組織・団体の戦略的思考決定に寄与できるソリューションを順次提供。
【主な経済指標・スケジュール】
7(水)
【国内】
8月景気動向指数(14:00)
《決算発表》
ファミリーマート、ウエルシアHD、イオンFS、壱番屋、イオンディライ、ベル24HD、MV西日本、MV東海、サーラ、ファンタジー、Fブラザース、天満屋ス
【海外】
ノーベル化学賞発表
FOMC議事録(9/15~9/16開催分)
米副大統領候補者討論会
米8月消費者信用残高(10/8 4:00)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
