マザーズ指数は3日続伸、2年8カ月ぶりの高値

東証マザーズ指数は3日続伸した。終値は前日比27.49ポイント高い1293.16と、2018年2月以来2年8カ月ぶりの高値をつけた。
米経済対策の先行きなど外部環境が不透明なため、「海外経済の影響を相対的に受けにくいマザーズ市場に資金が振り向けられた」という。
メルカリやBASE、弁護士COMが上昇した。一方、フリーやアンジェス、マネフォが下落した。前日に公開価格を大きく上回る初値を付けたタスキが急落。足元で大幅に上昇していたヘッドウォも下げた。
直近の新規上場銘柄を売って、主力銘柄に資金を振り向ける動きも顕著だった。「個人の投資余力が高まっており、値動きの良好な銘柄を物色する意欲が強まっている」との声が聞かれた。
値上がり銘柄数は177、値下がり銘柄数は143となった。
 
個別では、メディカルネット、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、アクアライン、CYBERDYNEがストップ高。フィットは一時ストップ高と値を飛ばした。総医研ホールディングス、GA technologies、sMedio、バリューゴルフ、シルバーエッグ・テクノロジーなど26銘柄は年初来高値を更新。BuySell Technologies、フーバーブレイン、HANATOUR JAPAN、ミンカブ・ジ・インフォノイド、インパクトホールディングスが買われた。
 
一方、タスキが一時ストップ安と急落した。アクシス、ナノキャリア、ヘッドウォータース、インタースペース、HPCシステムズが売られた。
 
 

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