日経ジャスダック平均株価は4日続伸した。終値は前日比4円40銭高い3633円69銭と、2月25日以来の高値だった。
ジャスダック市場は、米国株高と円安を好感し、大幅上昇した米国市場や日本政府の前向きな行政改革姿勢を好感してジャスダック平均は小幅続伸してスタートした。
寄り付き後は、政府が中国など12か国の渡航中止勧告を解除する方針と市場に伝わったことで、海外旅行関連銘柄の一角が強含みし、個人投資家の買いで堅調だった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で553億円、売買高は1億2768万株だった。値上がり銘柄数は301、値下がり銘柄数は311となった。
個別ではクリエアナブキがストップ高。日本エマージェンシーアシスタンス、幸和製作所は一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、アスコット、エフアンドエム、リバーエレテック、フェローテックホールディングスなど8銘柄は年初来高値を更新。ストライダーズ、SIホールディングス、エムティジェネックス、ウチダエスコ、エスケーエレクトロニクスが買われた。
一方、ソレキアが年初来安値を更新。まぐまぐ、コックス、ニックス、プラコー、アプライドが売られた。
