「計算上は時価総額700兆円で日経平均26329円」
週明けのNY株式市場でNYダウは反落。
13週連続の週初高の記録は途絶えた。
NASDAQは100ポイント超の上昇で終値ベースの過去最高値を更新。
NASDAQが終値で最高値を更新するのは今月5回目。
S&P500も2月19日のザラバ最高値に迫った。
決算を翌日に控えた半導体大手エヌビディアが6.7%高。
巣ごもり需要を恩恵を受けると目されるホーム・デポとロウズが2%強上昇。
「Zoomで医師の診察を受けたり、医薬品を配達してもらう。
今年2月時点で10年後に起きると予想されていた世界が今現実のものとなっている」という声が聞こえる。
S&P500採用銘柄うち457社が決算発表を通過。
そのうち8割強は大幅に下方修正された市場見通しを上回っている。
3市場の売買高は79億株と低調(過去20日平均は100億株)。
NY連銀製造業業況指数は3.7と前月の17.2から大幅に悪化。
予想の15も大きく下回った。
全米住宅建設業者協会(NAHB)が住宅建設業者指数は78と前月から6ポイント上昇。
1998年に付けた過去最高に並んだ。
「新型コロナウイルス禍の中、住宅ローン金利の低下に伴い郊外物件への需要が大幅に拡大した」との解釈だ。
10年国債利回りは0.691%。
2年国債利回りは0.153%。
ドルは引け際に下落。
ドル円は106円を挟んでの推移。
SKEW指数は137.45。
恐怖と欲望指数は72→71。
週末の日経平均は寄り付き100円安。
終値192円安の23096円と5日ぶりに反落。
23000円台はキープした。
日足は2日連続の陰線。
4日続伸の上昇幅959円に大して192円の下落は約2割。
TOPIXは続落。
マザーズ指数は続伸。
東証1部の売買代金は1兆5015億円と6日ぶりに2兆円割れ。
1月20日の1兆4177億円以来の低水準。
「今更夏枯れでもないだろう」と言う声もある。
値上がり636銘柄(前日818銘柄)。
値下がり1452銘柄(前日1276銘柄)。
新高値54柄(前日63銘柄)。
新安値0銘柄(前日0銘柄)。
新安値ゼロは3日連続。
騰落レシオは98.16(前日96.51)。
6月29日以来34日連続の2ケタ。
NTレシオは14.35倍(前日14.35)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
右肩上がりの25日線(22641円)からは△2.01%。
5日連続で上回った。
右肩上がりの75日線は21918円。
1日50円程度の上昇だから200日線を上抜くのは8月18日か19日。
ちょうどイスラムヒジュラ暦の新年の時期。
横ばって来た200日線(22002円)から△4.98%。
水曜に25日線を上抜いた右肩上がりの5日線(23045円)から△0.22%。
5日連続で上回った。
8月13日の22874円と23111円の窓は空いたまま。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.146%(前日▲18.771%)。
買い方▲8.570%(前日▲8.068%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲24.392%(前日▲28.534%)。
買い方▲16.372%(前日▲16.979%)。
空売り比率は41.7%(2日連続の40%超:前日40.0%)。
空売り規制なしの比率は6.6%。
日経HVは18.3、日経VIは22.09。
日経平均採用銘柄の予想PERは21.91倍(前日22.08倍)。
前期基準では18.13倍。
EPSは1054円(前日1054円)。
7月1日時点は1239円、7月31日時点は1212円だった。
暫定PERは21.90倍。
計算上のEPSは1054円。
225のPBRは1.10倍。
BPSは20997円(前日21172円)。
225先物採用銘柄の益回りは4.56%(前日4.53%)。
配当利回りは1.98%。
東証1部全銘柄だと予想PERは23.79倍。
前期基準では19.35倍。
東証1部全銘柄のPBRは1.21倍。
ドル建て日経平均は216.73(前日218.00、12月13日が219.64)。
昨年12月の219.64がターゲット。
東証1部単純平均株価は16円安の2125円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
売買単価は1832円(前日1920円)。
東証1部の時価総額は613兆円(前日619兆円)。
シカゴ225先物終値は大証日中比70円高の23150円。
高値23240円、安値23060円。
大証夜間取引終値は日中比50円高の23130円。
気学では「押し込むと小底入れをみる日。突っ込みあれば買い」。
水曜は「押し目買いの日。後場にかけて高きことあり」。
木曜は「軟弱日。戻り売り方針良し」。
金曜は「戻り売り方針の日。高値を見ても翌日弱し」。
ボリンジャーは拡散。
プラス1σが22975円。
プラス2σが23309円。
プラス3σが2643円。
一目均衡の雲の上限が22356円。
10日連続で雲の上。
勝手雲の上限は22337円で下限は22237円。
5日連続で雲の上。
黒くねじれた勝手雲は19日に白くねじれる。
RSIが58.83。
RCIが90.38。
8月SQ値23350円は「幻」で2敗。
火曜日は17勝13敗と今年唯一勝ち越し。
水曜は変化日、木曜はイスラム・ヒジュラ暦の新年、金曜は鬼宿日。
《今日のポイント8月18日》
(1)NYダウの13週連続の週初高の記録は途絶えた。
ただNASDAQは100ポイント超の上昇で終値ベースの過去最高値を更新。
NASDAQが終値で最高値を更新するのは今月5回目。
3市場の売買高は79億株と低調(過去20日平均は100億株)。
ダウ輸送株指数は6ポイント安の10962ポイントと反落。
SOX指数は1.22%高と反発。
VIX指数は21.46。
(2)新高値54柄(前日63銘柄)。
新安値0銘柄(前日0銘柄)。
新安値ゼロは3日連続。
(3)右肩上がりの25日線(22641円)からは△2.01%。
5日連続で上回った。
右肩上がりの75日線は21918円。
1日50円程度の上昇だから200日線を上抜くのは8月18日か19日。
ちょうどイスラムヒジュラ暦の新年の時期。
横ばって来た200日線(22002円)から△4.98%。
右肩上がりの5日線(23045円)から△0.22%。
5日連続で上回った。
(4)騰落レシオは98.16(前日96.51)。
6月29日以来34日連続の2ケタ。
(5)空売り比率は41.7%(2日連続の40%超:前日40.0%)。
(6)日経平均採用銘柄の予想PERは21.91倍(前日22.08倍)。
EPSは1054円(前日1054円)。
7月1日時点は1239円、7月31日時点は1212円だった。
暫定PERは21.90倍。
計算上のEPSは1054円。
225のPBRは1.10倍。
BPSは20997円(前日21172円)。
(7)ドル建て日経平均は216.73(前日218.00、12月13日が219.64)。
昨年12月の219.64がターゲット。
年初来高値は1月20日の218.56。
(8)ボリンジャーは拡散。
プラス1σが22975円。
プラス2σが23309円。
プラス3σが2643円。
一目均衡の雲の上限が22356円。
10日連続で雲の上。
勝手雲の上限は22337円で下限は22237円。
5日連続で雲の上。
黒くねじれた勝手雲は19日に白くねじれる。
(9)8月SQ値23350円は「幻」で2敗。
2月が23744円、1月が23857円だった。
2月21日の23378円がどうしても欲しい。
火曜日は17勝13敗と今年唯一勝ち越し。
水曜は変化日、木曜はイスラム・ヒジュラ暦の新年、金曜は鬼宿日。
今年の曜日別勝敗(8月17日まで)
↓
月曜14勝15敗
火曜17勝13敗
水曜14勝16敗
木曜13勝18敗
金曜14勝16敗。
週明けのNYダウは86ドル安の27844ドルと反落。
NASDAQは110ポイント高の11129ポイントと反発。
S&P500は9ポイント高の3381ポイントと3日ぶりの反発。
ダウ輸送株指数は6ポイント安10962ポイントと反落。
SOX指数は1.22%高と反発。
VIX指数は21.46。
3市場の売買高は79億株と低調(過去20日平均は100億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比70円高の23150円。
ドル建ては大証日中比85円高の23165円。
ドル円は105.99円。
10年国債利回りは0.691%。
2年国債利回りは0.153%。
週末のNYもダウ先物も週明けのアジア市場も堅調な中での東京だけの反落となった月曜。
違和感はあった。
理由を探してみたが(1)戦後最悪のGDP(2)米中貿易協議の延期などでは腑に落ちない。
GDPはほぼ市場予測と一致していたし、米中延期ならアジアもつれ安しなけらばいけないだろう。
結局、安倍首相の慶応病院での日帰り検診を嫌気したのだろうという印象。
昨日18時過ぎには帰宅されているので、今日は払拭ということだろうか。
SBGはアマゾン・ドット・コム株式約12億ドルを保有していると米規制当局へ報告した。
孫正義会長兼社長は11日に投資運用子会社を設立したとコメント。
「アマゾンやアップル、フェイスブックなど主にIT関連株を対象に余剰資金を運用する」方向を示していた。
この流れの一環だろう。
アマゾン以外にはネットフリックス、テスラ、マイクロソフト、アルファベット(グーグル)の株式なども保有。
また半導体メーカーのエヌビディア株も2億2000万ドル相当取得。
「ソフトバンクGは現在、傘下の英アーム売却でエヌビディアと協議している」とも報道された。
しかし・・・。
確かにNY市場では株式投資を主とする特別目的会社の上場が目立ってはいる。
間違ってはいないのかもしれない。
ただSBGが得意としていたのはアーリーステージに対する投資だったような気がする。
ということは、アマゾンやネットフリックス、テスラ、マイクロソフト、グーグルはまだ成長株。
こう考えることも可能だが、「SBGの相場観が成熟してしまった」と考えるのが妥当なのか。
人は老いると冒険ではなく安定を求めたがる傾向があることは否定しないが・・・。
日経朝刊では「日米ともにバフェット指標上昇」の記事。
バフェット指数は「株式時価総額を名目GDPで除した数値」。
100%を超えると過熱感があるとされている。
NYは177%を超え過去最高水準。
東京も6月末の時価総額とGDP速報値を基に計算すると117%。
ちなみに6月末の時価総額が588.3兆円。
名目GDPは506.6兆円だ。
3月末が98%だったから大幅な上昇だ。
経験則から行くと、時価総額は名目GDPの1.5倍が限界。
もっとも1.5倍水準は759兆円だが・・・。
もし時価総額が700兆円台に乗せれば時価総額的には未体験ゾーン。
その時、日経平均は計算上では26329円だ。
出そろった第1四半期決算。
純利益の合計は4兆575億円と前年同期比57%減で着地。
7四半期連続で前年同期を下回った。
もっとも1-3月は赤字だったから改善はしている。
そして通期見通しは30%減益。
トレンドは良くなってくるハズだ。
◇━━━ カタリスト━━━◇
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(兜町カタリスト櫻井)
