米ドル円は106円台まで反発

[概況]

19日、欧米時間における外国為替市場の米ドル円は一時106.165円まで上昇し堅調な推移となった。米国で難航している追加経済対策案の合意について、民主党側が提案した規模から縮小した経済対策での合意を希望する議員が与野党に何人かいることなどが報じられたことで合意に向けた進展期待などから米ドル円は上昇した。
 
また、米国時間の引けにかけてはFOMC議事録(7月28日、29日開催分)が公開された。FRBはイールドガープ・コントロール(YCC)について、現時点では利点が少ないと判断しており、YCCなど新たな追加緩和策について消極的であるとの見方から、米ドル買いが強まった。
 
テクニカル的には米ドル円は上方に位置する5日移動平均線(106.200円)付近がレジスタンスとなる可能性も考えられるため注意したい。

[提供:カネツFX証券株式会社]
 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次