反落スタート、米株安が重荷

【寄り付き概況】

20日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比107円03銭安の2万3003円58銭。
前日のNYダウなど主要株価指数が揃って軟調、前半は買いが先行していたが米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を受けて景気の先行き不透明感が意識され引けにかけ値を消した。これを受け東京市場も主力株をはじめ上値の重い展開を強いられている。一方、
 
東京外国為替市場では、円が対ドルで1ドル=106円台前半(前日終値105円42-43銭)、対ユーロでは1ユーロ=125円台後半(同125円83-87銭)で取引されている。
ドル高・円安方向に傾いており、これが輸出セクターなどを中心にポジティブに働きやすい。買い手掛かり材料に欠けるなか日経平均の上値は重いものの、下値抵抗力も発揮し下げ幅も限定的となりそうだ。
 
個別では、トヨタ、TDK、富士通が安く、ファーストリテ、東エレク、ソフトバンクGは下げている。
半面、ダイキン、パナソニック、オムロンが上昇している。

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