2万3000円近辺で小動き

【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの東京株式市場では、日経平均株価が前日比60円高前後と前場終値から横ばい圏で推移している。外国為替市場では、1ドル=105円80銭近辺と円安で推移している。
 
売り買いともに決め手となる材料がなく、日経平均株価は2万300円近辺での小動きとなっている。東証株価指数(TOPIX)もこう着状態だ。
 
個別では、任天堂が大幅に続伸し、ソフトバンクG、チェンジは堅調。ファーストリテが締まり、ZHDが買われ、神戸物産は高値もみ合い。三菱UFJ、ソニー、レーザーテック、ダイキンも値を上げている。
半面、東エレク、村田製、キーエンスが軟調で、日立が売られ、ホンダはさえない。エムスリーが小安く、JR東日本、OLC、JTは小幅に値を下げている。
 
今日の東京株式市場は寄り付き段階では売り買いが拮抗したが、前場中頃からはやや買いが優勢となった。
日本では今日、安倍首相が連続在任日数で歴代最長記録を更新した。一方、健康不安説がなかなか収まらない。安倍首相の体調も絡め日本の政局は米国以上に複雑怪奇となりそうだ。機会があれば考えてみたい。
さて、午後の東京株式市場で日経平均はもみ合いとなりそうだ。市場の先高観は後退していないが、上値を追うにはやや材料不足との声が多い。テクニカル面では25日移動平均線が2万2700円どころにあり、依然やや乖離しており、あと少し日柄調整が欲しいとの見方もあった。
 
 

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