日経ジャスダック平均は続伸、2カ月ぶり高値

日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前週末比17円37銭高い3508円93銭だった。6月24日以来2カ月ぶり高値だった。新規材料に乏しいなか、マクドナルド、セリアといった主力の小売り株が上昇し、指数を支えた。先週強含みした出前館など巣篭り関連の一角が重い値動きとなり相場の重しとなった。
市場関係者は「東証1部市場は様子見気分が強く、短期間に利益を得ようとした投資家が新興企業株を積極的に買った」と指摘していた。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で499億円、売買高は1億1984万株だった。
値上がり銘柄数は344、値下がり銘柄数は284となった。
 
個別では、シード平和、Speee、不二硝子がストップ高。メディアリンクスは一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、田中建設工業、東北新社、ケア21、カネ美食品など18銘柄は年初来高値を更新。fonfun、歯愛メディカル、博展、ユビキタス AIコーポレーション、ニッポン高度紙工業が買われた。
 
一方、アンビスホールディングスが年初来安値を更新。クリエアナブキ、五洋インテックス、テーオーホールディングス、フューチャーベンチャーキャピタル、JALCOホールディングスが売られた。

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