日経ジャスダック平均株価は5営業日ぶりに反落した。終値は前日比7円8銭安い3537円99銭だった。連日の相場上昇を受け、きょうは利益確定売りが優勢だった。
個人投資家の優待取得の資金流入より他の市場への資金流出が多いとの見方もあり、結果的にジャスダック平均は反落となった。
スピーやCiメディカ、マクドナルドが下落した。半面、プロルートや出前館が上昇した。JTOWER子会社と、企業や自治体などを対象にエリアを限って使える高速通信規格「ローカル5G」分野で提携したと発表した多摩川HDにも買いが入った。
マザーズ銘柄の一角に「買い疲れ感」も出る中、この日はジャスダック銘柄に投資家の関心が少し向かい、ジャスダック市場全体の売買代金は前日より多くなった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で634億円と7月29日以来の高水準。売買高は1億951万株だった。
値上がり銘柄数は231、値下がり銘柄数は359となった。
個別ではオンキヨーが年初来安値を更新。水道機工、Speee、アイフリークモバイル、三光産業、セレスポが売られた。
一方、エスエルディー、ランシステムがストップ高。ウエストホールディングス、AFC-HDアムスライフサイエンス、歯愛メディカル、No.1、パピレスなど13銘柄は年初来高値を更新。不二硝子、GFA、SEMITEC、ソフトフロントホールディングス、芝浦電子が買われた。
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