反発スタート 米株高、円安が支え

【寄り付き概況】

2日午前の日経平均株価は反発し、前日比123円02銭高の2万3261円09銭で始まった。
 
前日の米国株高や為替が円安に振れたことを受け、買いが先行している。
1日の米株式相場が、米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数が1年9カ月ぶりの高水準となったことなどを背景に上昇した。米景気の回復を期待した買いが日本株にも波及している。円相場が1ドル=105円台後半と円安・ドル高水準となっているのも支えだ。
 
相対的に出遅れ感のある東京株式市場もハイテクセクターなどを中心にこれに追随する動きとなっている。ただ、国内政局を横にらみに積極的に上値を買い進む動きも見込みづらく、日経平均は2万3000円台前半での強調展開にとどまるとの見方が強い。
 
個別では東エレク、ファナック、TDKが高く、トヨタ、ファーストリテ、スクリンは堅調。半面、キヤノン、コマツ、オークマがさえない。

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