売り優勢、連日の米株安受け

【寄り付き概況】

 
7日寄り付きの東京株式市場は、前週末の欧州株安や米国市場でのNYダウ工業株30種平均が続落した流れを引き継ぎ、売りが先行している。7日の米国市場がレーバーデーで休場となることも買い手控えにつながっている。日経平均株価は前営業日比59円96銭安の2万3145円47銭と小幅ながら続落して始まった。
 
主力株はじめ広範囲に売りが優勢となっている。ただ、外国為替市場でドル安・円高方向に振れていないことはポジティブ材料。下値では日銀のETF買いも予想され、下げ幅は限定的となる可能性がある。
 
米ハイテク株のデリバティブ(金融派生商品)取引が伝わったソフトバンクグループ(SBG)は売り気配で始まり、2.5%安で寄り付いた後は下げ幅を広げている。
 
個別では、トヨタ、ソニー、東エレクが安く、NEC、富士通、TDKは下げている。半面、日本製鉄、ファーストリテ、三井住友が堅調となっている。
 

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